チェコの一番いい季節は5月かもしれない

チェコの4月は不安定なお天気でした。20℃近くになったと思ったら雪が降ったり。オープンテラスを準備していたカフェも工事を中断していました。
京都でも5月が近づくと鴨川沿いの料亭が床を組み始めるように、チェコでも暖かくなってくる頃にレストランなどが店の前にオープンテラスを組み立て始めます。ただテーブルと椅子を置いてるだけのところもありますが、だいたいは一段高くなっていて柵があるテラスを組み立てるところも京都の床にほんの少し似ています。ちなみに多くのお店は自分の敷地ではなく、店の前の公道を使っていますが、勝手に使っているわけではなく市に使用料を納めているそうです。

冷やし中華ならぬ「テラス席はじめました」。私たちも今季はじめてテラス席でランチをいただきました。まだちょっと肌寒かったけど、外で食べるだけでずっと気分がいい。さらに気温が上がるとハエが増えて私を悩ませるので、気候的には今が一番快適な気がします。

 
5月の間、街の広場に立っている5月の象徴「メイポール」。

 
散歩もすぐに終わってしまうほどの小さな街・キヨフの春の様子をいくつか。

冬の間は薄暗かった公園も新緑と沢山の花で見違えるよう。チェコ人は春では物足りず夏を待ちわびているようだけど、日本人にとっては気候的にも過ごしやすく目にも美しい5月が最高かもしれません。