緑の海を散歩

先日も書いたばかりだけど、もう一度言いたい。チェコの5月は最高です。

湿気のないカラッとした晴天が続いています。
陽射しが日本より眩しくてサングラス無しではつらいほどだけど、調べてみると紫外線量は実は日本より少ないんだとか。日傘がさせない(させない訳ではないがめちゃくちゃ浮く)ので日焼けは諦めてたけど、紫外線が弱いと聞いて少しは気休めになります。

最近の散歩の成果を。
奥に見えるのがキヨフの街。30分ほどゆるい坂道を上ってきました。

タンポポは雑草扱いされるほどどこにでも咲いていてきれいでしたが、それが今は綿毛になってこれまた可愛いです。

遠目に見ても眩しいほどの菜の花畑。電車やバスに乗ると至る所で見られます。近くまで行ってみたかったけど徒歩では遠すぎたのでまたの機会に。あと、この美しさを伝えるには残念ながらiPhoneでは力不足。

1時間半ほどのあいだ誰にも会いませんでした。ちょっと不安になるくらい広大な畑にポツンとひとり。

ただ茶色いように見えた農地にも何かの芽が出てきていました。すぐにここも一面緑になるのでしょう。

畑の真ん中にかわいい手作りのハシゴを発見。帰宅してからペトルにこの写真を見せ「農家の人がこの上でくつろぐんかなぁ」と呑気なことを言ったら「畑を荒らす鹿をここから撃つんだよ」とのこと。あぁそうですか・・・。

緑の海をかき分け人里まで帰ってくるとなんとなくひと安心。

桜が終わっても街には色んな花が溢れていて、どこを歩いても楽しいです。

空も含めてカラフル。こういう景色を見るとここは日本ではないのだなぁと実感します。

“モラヴィアの大草原”もいよいよピークの美しさを迎えそうです。まだベストな場所を見つけられていないので、まとまった時間を作って探しに行くのが今月の目標です。