チェコの野菜の値段

とある日の八百屋での買い物です。これでお会計いくらだと思いますか?

なんと、70Kč(約350円!!!)

やっす!!日本だと確実に1,000円超えますよね。日本で高いニンニクと生姜を除いたとしても倍の700円くらいするのでは。

野菜が安いのはめちゃくちゃ助かるんですけど、ここは本当にヨーロッパの先進国かしら??と思います。

チェコの物価にはもう慣れたでしょ、と思われるかもしれませんが、今だにレシート見るとその安さに驚きます。買う時は、値段表記が「1kg=何Kč」としか書いていないことが多くて、1kg単位で言われてもよく分からないので結局値段を見ずに買うのです。どうせ安いし。

ちなみに、生産国は国産であることに大きなこだわりは無いようで、チェコより少し暖かい国、ギリシャやイタリアなどからの輸入品が多いです。輸入と言っても、距離的には北海道の人が九州や四国産のものを買うようなものなので、輸送に時間がかかって新鮮じゃないというデメリットも特に無いですよね。

八百屋でもスーパーでも、基本的には量り売りで自分で好きなだけ袋に入れる買い方なので、安い代わりによーく見て選ばなければいけません。残念ながら「売り場にある=食べられるクオリティー」ではないのです。傷んでいるものがかなり混ざっていて、日本だったら売り場から下げるようなものでも並んでいるので油断禁物。

良く言うなら、好きなサイズ・個数が買えるのは自分で選べることの利点で、上の写真のように色んな種類を少しづつの買い方が出来るのは二人暮らしの家庭には助かります。とはいえ、こんなケチくさい買い方してるのは私くらいで。チェコ人はだいたい、じゃがいも20個に玉ねぎ10個って感じで買っていくのですが・・・。

ペトルが日本に滞在していた時は、値段も見ずに野菜をポンポンかごに入れるので、「それ高いよ?!(値段を見た上でまだ買う気なら文句は無いけど?!)」と確認したことが何度も。

チェコ人が日本に住んだら野菜の高さにおののいて痩せるんじゃないでしょうか。それとも野菜が食べられなくて不健康になるか。