チェコのクリスマスマーケット、郊外の街の場合

チェコでは11月末〜12月上旬頃にかけて、多くの街でクリスマスマーケットが始まります。
終了の時期は色々で、日本の感覚だと25日きっかりに閉めるのが当たり前ですが、ヨーロッパでは年内いっぱいだったり、年を越してもまだやっているところもあったり、とマーケットによって違います。

わたしの住んでいる小さな街では、毎日開催されるわけではなく、12月最初の日曜〜火曜までの三日間だけ。その数日前から街の広場に大きなツリーが立てられ、マーケット初日の夜に点灯式がありました。
午後5時(すでに真っ暗)にカウントダウンからの点灯だったのですが、電気のトラブル(?)でツリーの半分のライトが点かないという・・・。その瞬間、歓声よりは笑いが沸いていました。帰りに電気工事会社の車が来ているのを見たので、今頃はもう修理が終わって点灯しているはず。


 

食べ物や雑貨の屋台が並びます。肉がワイルドですねぇ。

豚のベーコン、豚のソーセージ、豚の煮こごり、豚の皮の唐揚げ、など全て豚!
チェコでは、冬は豚を食べるにの適した季節とされているそうです。というのは、家で飼っている豚をさばいて食べるわけですが、豚は鶏に比べるとサイズが大きいので、一度に食べきることができません。食べきれない分を保存するには広い場所が必要です。冬だと外へ出しておいても腐ることが無いので、保存の心配をせずに済みます。そのため冬に豚を食べることが多いんだそうです。
ペトルは、子どもの頃、12月に食卓に豚料理が続くのが嫌だったそうで、今でも屋台の豚料理にあまりそそられない、と。

クリスマスの定番料理だという豚のスープも売っていましたが、「あれ油っぽ過ぎるんだよね」とのことで挑戦せず。クリスマスとは関係の無い、じゃがいもときのこのスープ(35Kč 約175円)を買いました。気温0度前後なので、暖かいものが体に染み渡る〜。

 
これは「バーノチュニー・トゥルハネツ(Vánoční trhanec)」というクリスマス時期定番のスイーツです。クレープ生地に細かく切ったリンゴとシナモンを混ぜて焼き、食べやすく小さく切ったもの。分厚いクレープのようなモチモチ食感で日本人の口に合うと思います。甘さ控えめで、個人的には今までチェコで食べたスイーツの中で一番好き!

 
リースとキャンドルが一体になったような飾りがクリスマス定番のデコレーションだそうです。テーブルの上に置きます。日本人が馴染みのある掛けるリースよりも、置くタイプの方が売っているのをよく見かけます。

 
その飾りを置くための小さいテーブルクロス。テーブルクロスって呼んでいいのか分かりませんが。置物を置く用の敷物?刺繍がキレイなので、モノを置かなくてもそれ自体がデコレーションになるような。

 
チェコのマーケットで可愛いのが、木工芸品のお店。「かわいい〜」と買っているとキリがないので買ったことがありません・・・。帰国する際にはお土産にしたいモノの一つです。

 
チェコではクリスマスケーキを食べるのは一般的ではなく、12月の始め頃から大量のクッキーを用意します。それをクリスマスまで少しずつ食べます。量が多いだけでなく色々な種類のクッキーを作るので、クッキー型を売っている屋台はマダムに大人気。

 
少しずつ食べるといえば、日本で定番になりつつあるドイツ発祥のシュトーレン。ドイツは隣国だし、チェコでも食べるのかと思ったのですが、チェコではシュトーレンは全く一般的では無いようです。唯一、ドイツ系のスーパーでは売られていますが、棚の下の方にチョロっと置いてあるくらいで、人気があるようには見えません。ドイツに近いチェコ西部だとシュトーレン普及率は違うのかな?わたしは、試しにスーパーのものを一つ買って食べてみましたが、さすが「made in Germany」、ちゃんと美味しかったですよ。


きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅(久保田 由希・著)

 
マーケットの雰囲気を作っていたのは、ツリーの前でオルゴールを奏でている男性。

 
街の広場は、年に数回あるかないかの混雑で、どこからこんなに人出て来たん?!状態。わたしも含め、みんな気持ちはもうすっかりクリスマスです。11月末には「冬季うつ」について書きましたが、やはり実際12月に入ってみるとパッと街の雰囲気が変わって、落ち込んでいる暇もないほど慌ただしくなります。

わたしも最近は、クリスマスの準備を色々と進めているので、12月のあいだはクリスマスに関することを多めにポストしていきたいと思います。



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