生木のクリスマスツリーの処分とリサイクル

先日のクリスマスでは、生木のクリスマスツリーを楽しみました。しかし、生木のツリーは使い終わった後はどう処分?リサイクル?されるのだろう、と気になったので、チェコのツリー事情について調べてみました。

 

生のクリスマスツリーが売られるまで

商業用のクリスマスツリーは、ツリー専用の畑で育てられています。木なので山から切られているのかと思いきや、普通の畑のような平らな土地です。

安いもので1500円くらいから買えるため、モミの木ってさぞ育つのが早いんだろうなぁ、と思っていたのですが、売れるサイズに育つまでなんと最低でも7年ほどかかるそう。大きいものだともっとです。
野菜や果物ほどは手がかからないのかもしませんが、少なくとも肥料を与えたり、キレイなカタチに伸ばすために剪定したりはしてると思うんですよね。それを7年も世話して数千円の売値だなんて・・・。チェコの物価が低いことを差し引いても安過ぎる気がするのですが、どうやって採算合わせているのでしょう。謎です。

 

木の使用期限

チェコの人がクリスマスツリーを飾っている期間は、12月24日〜1月6日の2週間を中心に、早く出す人もいれば遅くしまう人もいるという感じです。

ツリーを買いに行くと「チェコ国産」と「北欧の国からの輸入モノ」の両方があります。輸入だとどうしても早くに切って運ばれてくるので、買った後に長持ちしないそう。

わたしは国産の木を買いました。切りっぱなしを水無しでスタンドに挿しているだけなので、すぐに枯れても仕方ないと思っていたのですが、期待以上に長持ちしています。現在、買ってから1ヶ月ほど経ちますが、葉もあまり散っていないし見た目はほぼ変わりません。ただ、少し臭い匂いがするようになってきたので、これが捨て時の合図なのだと思います。

 

使い終わったツリーを処分するには

街によって決まりが違って、ツリーを片付ける時期のみツリー専用のゴミ捨て場が設置されるのでそこへ運ぶとか、大型ゴミとして捨てるとか、色々な方法があるようです。
わたしの地域では、普段家庭ゴミを捨てている大きなゴミ箱があるのですが、その横に置いておけばOK。大きくて重いものなので、家のすぐそばに捨てられるのは助かります。

街を歩いていると、あちこちにツリーが転がっています。


 
自治体によって違いますが、集められた家庭用ツリーは、コンポスト(堆肥)にするところが多いそうです。森や畑へ帰ってゆくのですね

他にネット記事から見つけた再利用法は、

  • 薪を使う暖炉・オーブンを持っている家(結構ある)では、短く切ってに。
  • プラハでは、一部のツリーはプラハ動物園のゾウの餌に。
  • 街の広場に立っているような十数メートルの巨大なツリーは、火力発電に。

ただ家庭ゴミと一緒に燃やされて灰になるだけでなく有効に利用されていると分かって、短期間のデコレーションのために木を切る後ろめたさから解放された気分です。
 

 
 

ロッタちゃんとクリスマスツリー



6 Replies to “生木のクリスマスツリーの処分とリサイクル”

  1. junjusia より: 返信

    わー、さすが(?)チェコ。捨て方の決まりがあるんですね。
    我が家のツリー、水を吸わなかったというのと、トウヒなので枝がもみの木よりも落ちやすく、もう、ちょっと触れるだけで「パラパラー」っとチクチクする枝?葉?が落ちて大分うんざりです…去年も同じ木でしたが、ここまでボロボロに落ちてこなかったので、今年は運が悪かったのでしょう。

    うちのアパートではまだツリーがゴミ捨て場に置かれていませんが、先日訪れた家庭教師先の子のお隣さんは、まさにツリーを処分しようとしているところで、袋に入れて玄関先に運び出していました。これ、ゴミ捨て場なのか、チェコのように決まりがあるのか…うちのポーランド人は多分知らないと思うので(苦笑)、ちゃんと生活情報を知っていそうな人に聞いてみたいと思います!

    確かに、ただ木が切られるよりは、堆肥になると分かると何となく安心しますよね。私も同じです(笑)。

    1. 決まりはあるものの、やっぱり(?)その辺に捨ててる人はいますよ〜。ゴミ箱でもなんでもないとこにツリー転がってたりします(苦笑)。ただ、捨てられているのが木だけに、普通のゴミの不法投棄よりは見苦しくないのですけど。

      葉っぱ、細かいから落ちると厄介ですよね。スーパーで野菜を選ぶ時みたいな、新鮮な木を見分けるコツがあるなら知りたいものです。ツリー売り場で見比べてもどれが良いのか全然分からないし。

      ちゃんと生活情報を知っていそうな人、ダンナさんではないのですね(笑)。ま、うちもツリーの捨て方は知りませんでした。私が頼んで市のHP読んでもらってやっと正しい情報を知りました。おそらく多くの市民は「みんなゴミ箱のとこに捨ててるからうちも」って感じで、なんとなく捨ててそうな気がします。

      気休めでも、有効活用されているなら良かったって思えますよね〜。

  2. のんのんち~ より: 返信

    生木のクリスマスツリーのお話、ありがとうございます。
    毎年、クリスマスシーズンになると、生木を売っていた光景を思い出し、気になっておりました。お陰様で、スッキリしました。
    生木ならではのリサイクルですね。
    松飾をごみとして捨てるなんてありえないので(たまに捨ててあるのを見かけますが)、
    ツリーも神様に係る物なので、やたら捨てられないのだと勝手に思っていました。
    松飾とは、ツリーはきっと少し意味も違うのですね。

    ツリー用の木を栽培しているとのお話も興味深かったです。
    専用に栽培しているなんて、考えてもみなかったです。
    伐採から出荷の手間を考えただけでも大仕事に思えますが、そういうお仕事もあるんですね。
    生活してみないと分からない事、沢山あると、改めて感じました。

    1. 実は、クリスマスツリーって、本来キリスト教とは関係ないものらしいんです。元は冬至のお祭りに使っていた木を、後からキリスト教の意味付けをしてクリスマスに取り入れたんだそうで!(チェコでクリスマスを過ごして初めて知りました・・・。)飾り付けのオーナメントは宗教的なモチーフも多いのですが、木そのものの扱いにこだわりは無いのでしょうかねぇ。日本人的感覚だと、神事・仏事に使ったものを普通のゴミとして出すのは抵抗ありますもんね。

      もし、チェコへ旅行でいらっしゃる機会があれば、電車の車窓からツリーの畑を目にされるかもしれません。いかにもクリスマスツリーというカタチの木がズラーっと並んでいるのは面白い光景です

  3. のんのんち~ より: 返信

    ツリーはキリスト教と関係なかったんですかぁ。木にこだわりが無い事、確かに納得です。面白いですね。
    チェコは今年のGWに行きます!!!車窓からの景色も楽しみになりました。

    1. GWなんですね!GW頃、ベストシーズンだと思います。4月半ばだとまだすごく寒い日があるし、6月になるとバテるくらい暑いので。車窓も間違いなく一番キレイな季節ですよ〜。良い季節にご旅行されること、なんだか私まで勝手に嬉しいです♪

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