ウィーンの4つのクリスマスマーケット比較


 
ウィーンのクリスマスマーケットは市街地の至る所で開催されています。
わざわざ探さなくとも今の時期は中心エリアを歩いていればクリスマスマーケットに当たるという感じ。

期間は場所によって違い、早いところで11月半ばから、終わるのは遅いところで1月6日。日本では12月25日の深夜には全てのクリスマスデコレーションは撤去され正月に早変わりしますが、ヨーロッパではキリスト教の公現祭である1月6日をクリスマスシーズンの終わりとしている国が多く、年が明けてもしばらくはクリスマスツリーも立っていますし、マーケットも楽しめます。

ウィーンの大きなクリスマスマーケットを4つを訪ねてきたので、それぞれの特徴をご紹介したいと思います。

【ウィーンのクリスマスマーケット】
(1)市庁舎前広場
(2)マリア・テレジア広場
(3)シェーンブルン宮殿
(4)ウィーン大学キャンパス
(5)その他  ・ベルヴェデーレ宮殿
  ・大観覧車前広場
まとめ

 

市庁舎前広場のクリスマスドリーム

ウィーンのクリスマスマーケットで一番規模が大きいのが、この市庁舎(Rathausplatz)前の「クリスマスドリーム」
とにかく広く、店の数も圧倒的。客層も幅広く、老客男女、観光客、地元民、みんな一度はここへという感じのオールマイティーなマーケットです。

日没後には、背景にそびえる市庁舎の塔がライトアップされて、これぞヨーロッパのクリスマスマーケット!という荘厳な雰囲気に包まれます。ウィーンでどれか一つだけクリスマスマーケットに行くならこのクリスマスドームへ行けば間違いありません。
 


 
広いアイススケート場もあります(大人8ユーロ)

規模:★★★
オシャレ度:★☆☆
混雑:★★★

「市庁舎前広場」
Rathausplatz, 1010 Wien
開催期間:11月16日〜12月26日 (2018年)
https://www.wienerweihnachtstraum.at/

 

マリア・テレジア広場のクリスマス村

ウィーン自然史博物館と美術史博物館に挟まれたマリア・テレジア広場(Maria-Theresien-Platz)。市庁舎前に比べると小さいものの、他の都市ならメインになれる十分に大きな規模のマーケットです。ウィーンを観光で訪れる人の多くが立ち寄るエリアなので、ミュージアム巡りの途中に立ち寄るのに便利です。
 


 
ホットドリンクを買うと陶器のマグカップに入れてもらえるのですが、マグは記念に持ち帰っても良く、必要無い場合は店に戻すとキャッシュバックされるというシステムです。マグ代は4ユーロ位から。
ウィーンの中でも、マーケットごとにマグのデザインが違うのですが、わたしはこのマリア・テレジア広場のものが面白くて気に入りました。


 
ちなみに、マリア・テレジア広場の向かいにあるミュージアムクォーター、通称「MQ」の広場では、特設のバーやカフェが出来ていました。クリスマスマーケットは混雑しており座れる所があまり無いので、休憩にはMQに立ち寄るのがおすすめです。

規模:★★☆
オシャレ度:★☆☆
混雑:★★★

「マリア・テレジア広場」
Maria Theresien-Platz, 1010 Wien
開催期間:11月21日〜12月26日(2018年)
https://www.weihnachtsmarkt.at/maria-theresien-platz/der-markt/information/

 

シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケット

今までドイツを始め色々な国のクリスマスマーケットを訪ねて来ましたが、一番物欲を刺激されたのがこのシェーンブルン宮殿(Schloß Schönbrunn)のマーケットです。雑貨店のレベルが高い!

正直クリスマスマーケットって雰囲気を楽しむものであって、冷静な目線で屋台の商品を眺めると、どのマーケットでも同じ物が並んでいて買うべき物はあまり無かったりするのですが、ここはどの店もオリジナリティー溢れていて、ここでしか買えない物が見つかります。伝統工芸を踏襲しつつ、新しいデザインを加えた魅力的な商品に惚れ惚れ。ウィーンの本気を見た気がします。
(ちなみに、雑貨の買い物がお目当てならブダペストのクリスマスマーケットも楽しいです。)


 
シェーンブルン宮殿バージョンのマグ。

 
街の中心から少し離れているせいか、他よりも混雑がマシなのも良い点。アクセス面では市庁舎前やマリア・テレジア広場に劣りますが、わざわざ足を運ぶ価値があります。個人的にはイチ押しのクリスマスマーケットです

規模:★★☆
オシャレ度:★★★
混雑:★★☆

「シェーンブルン宮殿」
Schloss Schönbrunn, 1130 Wien
開催期間:11月24日〜12月26日 (2018年)

 

ウィーン大学キャンパスのクリスマス村

キャンパス敷地内のマーケットですが、誰でも入れます。ここはフード屋台の割合が多く、友達とゆっくり飲んで語らうことを目的に来ている人、さらに子供向けのアトラクションが多いので、子供連れファミリーも多く見ました。
市庁舎前広場から徒歩で移動できる距離なので、市庁舎前の混雑に疲れたら、比較的空いているこちらに移動して食べ物を楽しむのも良いかもしれません。


 
ソフトクリーム型のお菓子「シャウムベッヒャー(Schaumbecher)」。パリパリのチョココーティングの中はふわふわの甘いクリームが入っています。どのマーケットでも売っていました。
チェコにとても似たお菓子はあるのですが、コーン付きのソフトクリーム型になったものは見たことがありません。味は、日本人の味覚には甘すぎるくらい甘々なお菓子なのですが、コーンが付いているだけでつい食べ歩きたくなるのだからお店の思う壺です。

規模:★☆☆
オシャレ度:★☆☆
混雑:★☆☆

「ウィーン大学キャンパス(旧総合病院跡)」
Universitätscampus – Hof 1, Alserstraße 4, 1090 Wien, オーストリア
開催期間:11月17日〜12月23日 (2018年)
https://www.weihnachtsmarkt.at/altes-akh/der-markt/information/

 

その他の有名どころ

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス村

「ベルヴェデーレ宮殿」
Prinz-Eugen-Straße 27, 1030 Wien
開催期間:11月17日〜12月23日 (2018年)
https://www.weihnachtsmarkt.at/schloss-belvedere/der-markt/information/
 
大観覧車前広場のウインター・マーケット
「プラーター公園」
開催期間:11月17日〜2019年1月6日 (2018年)
Riesenradplatz, 1020 Wien
https://www.wintermarkt.at

 

まとめ

クリスマスマーケットというと夜のイメージが強いですが、今回紹介した大きなマーケットのオープン時間は大体が朝10時か11時。夜の方が人出が多く盛り上がってはいますが、平日の昼間だと空いていて比較的見やすいというメリットもあります。

わたしのそれぞれのマーケットに対する印象は、

    どれか一つ行くなら一番規模の大きな「市庁舎前広場
    観光ついでに寄れるアクセスの良さなら「マリア・テレジア広場
    雑貨の買い物なら「シェーンブルン宮殿
    ゆっくりと食べ物を楽しむなら「ウィーン大学キャンパス

もちろん、これらを全て1日で回るのも十分に可能です。
  
どこを歩いても歴史的建造物が目に入るウィーン。それらを背景にしたマーケットは格別な雰囲気があります。寒さが厳しい時期なので観光には不向きな閑散期ですが、12月前後にヨーロッパを訪れる機会があればぜひ煌びやかなクリスマスマーケットを体験してみてください。



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