チェコの外国人警察初挑戦

日本人がチェコでホテル以外に滞在する場合、入国から3日以内に外国人警察へ届けを出さなければいけません。
・・・という事を3日以上とうに経ってから気づいた私。誰も教えてくれない事とはいえ、知らなかったでは済まされません。

ホテルに滞在した場合は、ホテルが滞在外国人のリストを警察へ提出するので自ら赴く必要はなく、私も何度かホテルに泊まったし(3日以上経った後だけど)、大丈夫なんじゃない〜?と楽観的に考えてたのですが、ペトルが別件で外国人警察に電話した時に聞いたら、やっぱり出向かないといけないとのこと。一刻も早く。

チェコの外国人警察、一番憂鬱なことの一つだったんですよね。「チェコ 外国人警察」でググってもろくな話が出て来ない。激混み、数時間待ち、職員がチェコ語しか話さない、怖い、などなど。

というわけで、ペトルに付き添ってもらって戦々恐々で行ってきました。

キヨフを管轄している警察はヴァルチツェ(Valtice)というチェコの南端、オーストリア国境沿いの街にあります。うちから電車とバスを2回乗り継いで1時間半ほど。電車を降りた瞬間に物哀しい雰囲気で、こんな離れたところまで来ないといけないんて、移民へ対する嫌がらせ試練としか思えませんでした。

駅から15分ほど歩くのですが、「本当にここで合ってる???」と心配になるのどかな田舎。景観が世界遺産に登録されてるらしく、確かに可愛らしい街並みです。お城もあるし。

そして、警察到着。受付開始の8時少し過ぎに着いたら、まだ入口さえ空いておらず、掃除のおばちゃんがモップかけてました。
あれ?壮絶な順番争いとか無いの??思ってたんと違う・・・
ここの警察署はおそらく「外国人警察」では無く「普通の警察に外国人対応部署がある」ってだけだと思うのですが、それにしても他の来訪者も無く、かなりのんびりした警察署のように見えました。

外国人担当と思われる警察官が対応してくれました。ペトルとその警察官が割と長い間無表情(チェコ人標準)で話していて、私はそもそも違反している身なのでどういう処分が下されるのか緊張しながら2人のやりとりを神妙な面持ちで聞いていたのですが(一言も分かってない)、そのうち2人で日本がどうとか言いながら・・・笑ってる?!とりあえず怒られてはいないってことでOK??

結果は、「確かに期限がだいぶ過ぎてるけど、日本人は問題起こさないし、罰金払わなくていいよ」というまさかの無罪放免でした!

最後に2人が笑ってたのは、

警察官「これからずっとチェコに住むの?」
ペトル「いえ、数年後には日本に移住するつもりです」
警察官「まぁその方がええやろなー。はっはっはっ」

というスモールトークだったそうです。親日の担当警察官のおかげで恐れていた初外国人警察訪問は杞憂に終わりました。
結婚前にもう一度外国人警察に行かなくてはいけないのですが、同じ警察署でなくブルノの方へ行ってもどちらでも構わないとのこと。ブルノの方がついでに買い物も出来るし楽しいけど、空いてて日本人フレンドリーなここにまた来ると思います。

住宅街や畑を抜けたところにポツンと建っている警察署。プラハから遠いことで手続き関係では不便ばかりだけど、唯一の救われた出来事でした。