チェコにも春キャベツがあった

春キャベツを見つけて喜んでいます。チェコでは日本のような柔らかいキャベツには出会えないと思っていました。

左が通常のキャベツ、右が春キャベツ。
zelí ranéという名前で売られています。直訳するとearly cabbageなので、早摘みキャベツというところでしょうか。


 
うちでは頻繁にお好み焼きを作るのでキャベツは必須なのですが、チェコのキャベツは日本のものとはかなり違います。外観はやや違う程度ですが、切るとこんな感じ。


 
葉がみっちり!
全体重をかけて切りながら「あれ?今私カボチャ切ってるんだっけ?」と思うくらいの固さです。予想通り葉一枚一枚も厚く固いので生食には向いていません。こういったヨーロッパの固いキャベツはザワークラウトなどにして食べるのが一般的だそうです。

日本のレシピの「キャベツ 1/4玉」を信じてチェコのキャベツを1/4玉使うと、日本のキャベツ丸々1玉分くらいのボリュームになってしまいます。日本では身が詰まってるのを選んでいましたが、今は少しでも小さく軽いものを探しています。カットで売っていることはほぼなく1玉買いしかできないので、なかなか減らないからです。一度買うと1週間キャベツスープが続きます。

なので、柔らかい春キャベツを見つけた時の嬉しさといったら!日本の春キャベツに比べるとそれでもやや固いですが許します!サラダにもできるくらいの柔らかさですごく美味しい。


 
昨日は初めて出会って1年の記念日だったのでペトルの好きな餃子を春キャベツを使って作りました。皮から作る餃子は味は良いのだけど見た目が不揃いなので写真は無し。写真を見せられる見た目になるよう修行します。できれば春キャベツが手に入るうちに。

4 Replies to “チェコにも春キャベツがあった”

  1. かろりん より:

    こんにちは、現在北イタリア在住です。こちらでも左の固い白キャベツが主流のようで、日本のキャベツを使用したレシピに合わず残念な料理を作ってしまった経験があります^^;
    この固いキャベツに合うなにか良いレシピをご存知でしょうか?

    1. Noriko より:

      かろりんさま、はじめまして。
      現地料理だとザワークラウトのような漬物系しか見たことがありません。チェコでは肉の付け合わせにドッサリ付いてくるのが定番です。やはり漬けないとあの固さはどうにもならないのでしょうかね。笑
      特に分厚い部分を削いで一度茹でてからロールキャベツに使ったことがありますが、意外に大丈夫でした。長めに茹でればポトフなんかも。

  2. カロリン より:

    返信ありがとうございます!やっぱりザワークラウトのような料理になるんですね。私の北イタリアの料理では登場したのを見たことがないのでどう使うのかいまいち分からず^^;
    でも煮込み系なら煮崩れしなくていいのかもしれないですね!本当は春キャベツみたいな黄緑色の千切りを食べたいんですけどね^^

    1. Noriko より:

      カロリンさま
      柔らかいキャベツの千切り食べたいですよねぇ。笑
      そう言われてみるとイタリア料理にキャベツのイメージありませんね。イタリアだと他に新鮮で美味しい野菜がたくさんあるからあえてキャベツを食べる必要ないのかしら、と思ったり。チェコ(やそれより北の国も)だと葉野菜があまり無いので、保存の利く状態にしたキャベツの需要があるんだろうと思っています。

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