欧州産日本米の食べ比べ はるかvsみのりvsゆめにしき

炊き立て米
 
海外在住の方、お米ジプシーなのではないでしょうか?
そこで、ヨーロッパで買える日本米の中で人気がある「はるか」「みのり」「ゆめにしき」を食べ比べてみました!
 
 

「はるか」

イタリア産(カタルーニャ地方)
1kg 90Kč(約405円)※参考までにわたしの住んでいるチェコでの価格です。

頻繁に炊かない場合にありがたい500g真空パックが2パック入。減農薬栽培。米粒が小さめで、ややパサつきが気になりました。カレーや炒飯用だったら全く気にならないレベルです。今回買った中では一番安く日本で買うのと同じくらいの値段。パッケージの寿司の写真が日本人的には全く美味しそうでないのが引っかかりますが、一般のスーパーに売っている所謂「SUSHI RICE」よりはずっと美味しく、日本人の舌にも十分許せるレベルです。

はるか
 

「みのり」

スペイン産
1kg 135Kč(約608円)

真空パック。減農薬栽培。品種はあきたこまち。粘りもしっかり。日本で食べるお米となんら変わりません。日本のお米だよと出されてもわたしは気づかないと思います。

みのり
 

「ゆめにしき」

イタリア産
1kg 145Kc(約653円)
10Kg 1,250Kč(約5625円)

品種はコシヒカリ。イタリアの農家で苗作りから収穫まで日本式の育成管理に沿って作られているそうです。
上記2種も日本人が食べて違和感ない味ではあるのですが、食べ比べてみるとゆめにしきが一番旨味があるのが分かります。この中では値段は一番高いとはいえ日本より少し高い程度。

ゆめにしき

 
というわけで、我が家の評価は、ゆめにしき>みのり>はるか となりました。

水加減・炊き具合・買うまでの保存状態などで味はかなり変わるので、あくまでも個人の感想です。正直、ゆめにしきが売り切れていたらはるかを買ってもいい、くらいの差です。

 
チェコ在住、しかも地方住みのわたしは、もっぱらネットショップ利用。プラハの「Japa shop」かオロモウツの「Japamania」で値段・在庫を見比べてその都度都合の良い方で買っています。

炊飯には鍋を使っています。日本にいたときから炊飯器の代わりに鍋を使っていたので、その点には抵抗はありませんでした。夫のペトルもお米が好きなのはもちろん、炊飯も米を洗うところから蒸らし終わるところまでひとりで出来るのでとても助かっています。

海外に越したら美味しいお米は食べられないのだろう、と覚悟していたけど、イタリア産とはいえコシヒカリが手に入るとは嬉しい驚きでした。ヨーロッパ産の日本米「はるか」「みのり」「ゆめにしき」、機会があればぜひ試してみてください。