歩行者から見たチェコの交通事情/横断歩道では左右を確認してさっさと渡るべし


私の家の周辺では週末は信号が消えます。
日本でも深夜に点滅や消灯になるところはあるので、交通量が少ない時間に消すのなら分かるのですが、いくら田舎だといっても結構交通量多いけど?!と思う場所でも消えていて戸惑います。以前は渡るタイミングがわからずオロオロしていましたが、歩行者が待っているとほとんどの車は止まってくれることに気づきました。

日本で信号の無い場所だと、車の流れが止まるのを待って歩行者が渡ると思います。私もその感覚で待ってしまいがちなのですが、チェコでは歩行者を優先させなければいけないそうです。なので、まぁまぁ車が迫ってきていても気にせず早足で渡ってしまった方が車のドライバーにとってはブレーキかけずに済むから助かるみたいです。まだその感覚に慣れず、つい車を優先させようとしてしまい、結果余計なブレーキを踏ませてしまうことがよくあります。

ちなみにチェコは車線が日本とは左右逆なので、慣れるまでは予想外の方向から車が来て焦っていました。ボーッとしているとつい日本の感覚になってしまうので、私は今でも横断歩道を渡るときは必ず左右を確認しています。

チェコ人の運転ってすごくスピードを出します。というか、日本がすごく運転マナー良いので荒いのがヨーロッパ標準なんでしょうけど。住宅街でもビュンビュン走っていて怖いし、誰かの車に乗せてもらうとスピードの速さと運転の荒さで毎回車酔いします。なのに、なんと交通事故件数は日本と比べても対して変わらないんだそうです。不思議です。

とはいえ、正直、運転の荒さは予想の範疇でした。予想外だったのは歩行者がちゃんと信号を待っている率が高いこと。日本人並に車が通ってなくても待っています。チェコ人の真面目な一面だなと思います。
交通事故の少なさは歩行者のマナーの良さのおかげかもしれません。


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2 Replies to “歩行者から見たチェコの交通事情/横断歩道では左右を確認してさっさと渡るべし”

  1. こんにちは 初めまして
    チェコ行ってみたいけど、英語、フランス語はどの程度理解してもらえるのでしょうか?
    チェコ語難しそうですね。

    1. Noriko より:

      初めまして。コメントありがとうございます。
      フランスにお住まいなんですね。残念ながらフランス語は全く通じません。ドイツ語やロシア語は学校で習った人が多いのですが。
      英語はプラハだとかなりの場所で通じるので、困ることはそれほどありませんよ。プラハ以外では通じればラッキーくらいの感じです。チェコ語本当に難しいのですが、発音はそれほど難しくないので、挨拶などの簡単な文だけ覚えておけばご旅行では十分使えると思います。

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