ヨーロッパ版シルバニアファミリーを姪にあげたら


姪の4歳の誕生日にシルバニアファミリーをプレゼントしました。

シルバニアファミリーは日本のエポック社の製品ですが、ヨーロッパでも発売されています。商品名もそのまま「Sylvanian Families」(チェコのシルバニアファミリー公式サイト

わたしは子供の頃、熱心に集めていました。高級感ある緑色の家具や陶器の食器が素敵でしたが、今はプラスチックに変わってしまったんですね。それでも動物たちのクラシカルな洋服なんかは昔の雰囲気のままで、おもちゃ屋であれもこれも可愛い、と選ぶのに時間がかかってしまいました。まずは、うさぎの一家とキャンディー屋セットを買いました。

私たちがこのプレゼントを渡す前に、おばあちゃんから欲しかったキックボードをもらってテンションMAXだったので、「負けたな…」と思ったのですが、箱を渡すと、すぐさま開けて組み立て、さっそくお店屋さんごっこを始めました。4歳児の心を一瞬で掴んだシルバニアファミリーすごい!


当たり前ですが、おままごとがチェコ語なのがなんとも可愛い。チェコでの買い物での定番フレーズ「ドブリーデン(こんちには)」「イェトシェフノ?(これで全部ですか?)」「ナスフレダノ(さようなら)」。普段、ママと一緒に買い物に行って覚えてるんですね。さらに、「キャンディー○個ください」「○○コルナです」とかやっているので、これわたしのチェコ語の練習にいいんじゃないかと思ったり。

今回気に入ってもらえたので、このあと数年間はクリスマスや誕生日をシルバニアファミリー追加購入で乗り切れるのではないか、と密かに企んでいます。

それにしても、シルバニアファミリーの子ども吸引力には驚きました。わたしが1980年代の日本で夢中だったオモチャを2017年のチェコで姪が気にいってくれるなんて。魅力のあるオモチャは時代や国を越えるんだなぁと感慨深い気持ちです。