チェコのバレンタインデーは日本と逆

チェコのバレンタインデーは、日本とは逆です。大抵の欧米の国と同じで、男性から女性に何かを贈る日です。
義理チョコや友チョコなんていう文化もなく、完全にカップルだけのものです。バレンタインという認識はあるものの、日本に比べると規模は100分の1くらい?

贈るものは、チョコなどのお菓子、花、メッセージカードが多いそうですが、スーパーに行っても、バレンタインの気配はほぼありません。可愛いパッケージのお菓子が普段より少し多いかな?いや、気のせいかな??という感じです。

手作り用のチョコ(約100円)を発見しましたが、これは普段でも売ってます。

 

バレンタイン用の商品は無いのかとスーパーをウロウロしていたら、バレンタインよりもイースター(4月1日)のお菓子がすでに売られていました・・・。
大きなショッピングモールなどではバレンタイン商戦も多少はありそうですが、普段の生活範囲では、意識していない人はバレンタインを思い出す機会もないんじゃないかと思います。日本のデパートのように世界のブランドが集結して、なんて夢のまた夢。

商売っ気ないね〜、なんて言っていたら、ペトルが「Lidl」(ドイツ系スーパーマーケット)で面白いものを見つけてきました。


 
S U S H I  H E A R T 」(笑)。
普段は、四角のボックスで売られているので、これは間違いなくバレンタイン商品です。
なお、味が微妙なのは一回買って知っているので、買いませんでした。

そういえば、昨年、たまたまバレンタインにレストランでお寿司を食べたのですが、そこでバレンタインだからとドリンクのサービスがあったことを思い出しました。偶然でしょうが、チェコでのバレンタインと寿司の関連性を考えずにはいられません・・・
特別な日の食事=寿司??

 
ちなみに、「男性から女性へ贈り物をするチェコ男性」と「女性から男性へチョコを贈る日本人女性」のカップルだとどちらが贈り物をするべきなのでしょうか。ペトルとわたしはバレンタインデーの少し前から

ペトル「ボクは日本の文化を尊重するよ〜
わたし「わたし達はチェコに住んでるよね

と唐突に相手の文化をリスペクトしあっていましたが、結局はお互いにお菓子を贈りあって平和に終了しました。

 
わたしが貰ったチェコのチョコレートブランド「ORION」のちょっといいチョコ。
どこのスーパーでも買えるブランドですが、安い板チョコ(上の手作り用チョコとか)から、このように見た目のキレイなものまで色々あり、味も間違いないので、チェコのお土産にもオススメです。