チェコ伝統のハチミツケーキ「メドヴニーク(Medovník)」

「好きなチェコのスイーツは?」と聞かれたら迷わず「メドヴニーク(Medovník)」と答えます。

メドヴニークは、チェコ伝統のハチミツケーキ。チェコ語でハチミツは「Med」なので「Medovník」です。
定番の材料は、ハチミツ、練乳、胡桃。生地とクリームが何重もの層になっており、サクフワ生地+しっとりクリーム+胡桃の歯ごたえが絶妙の組み合わせ。がっつり甘いケーキが多いチェコで、メドヴニークは比較的甘さが控えめなので、日本人にも好まれやすい味だと思います。

メドヴニークは、ケーキ屋はもちろん、ほとんどのスーパーでも買うことができます。いくつかのブランドがあって、どれも美味しく大きな違いはありません。多少甘さや固さが違う程度なので、どれを選ぶかは好み次第。

これは代表的なブランドの一つ。箱を開けると、家庭でラップで包んだかのような手作り感(笑)。


 
一切れ116g、ずっしり。


 

ちなみにこれ↓は通りすがりのカフェで食べたもの。クリーム添えてハチミツ掛けられていますが、ケーキ本体は上記のスーパーで買ったものと全く同じ商品・・・。業務用に仕入れているのでしょう。ちなみにこのようなフォークを側面にブッ刺すサーブの仕方は定番なのか時々見かけます。


 

こちらは田舎にある昔ながらの小さなスイーツショップ。ケーキの値段を見ると、75〜110円くらい。都会のおしゃれなケーキ屋だと倍かそれ以上の値段がしますが、それでもチェコはケーキが安いです。


 
このお店のメドブニークは、21Kč(約105円)でした。市販品ではなくお店のオリジナルのようです。


 

スーパーで買えるメドヴニークにはアレンジされた商品もあります。例えばこれは「Snack」と書いてある通り、手で持って食べられる小さめサイズ、且つチョコのコーティング。ケーキよりも手軽に食べられるため、つい買ってしまうという危険な商品です。


 

 
こちらは別のタイプ、「honey nuggets」。トリュフチョコのような見た目ですが、味は正にメドヴニークが球体になったもの。食感は、柔らかくしっとり、パッケージの写真のように中心に練乳が入っていて、めちゃくちゃ美味しいです。わたしにとって今まで食べたことの無いタイプのお菓子でした。これはベーシックなメドヴニークケーキと違いどこのスーパーにでも売っている訳では無いので、見かけたらぜひ買ってみてください。10粒も入っていますが、大丈夫、すぐ無くなります!


 

 
残念なのは、どれも要冷蔵なので日本へのお土産に出来ないこと。チェコ滞在中にぜひ試してみてくださいね。
 
 
(後日追記)
要冷蔵では無い商品があることに気づきました!
上にも写真がある女の子の顔のマークの「MARLENKA」というブランドのメドヴニークは「2-24℃」での保存でOK!涼しい時期なら持ち帰り出来そうです。

2 Replies to “チェコ伝統のハチミツケーキ「メドヴニーク(Medovník)」”

  1. junjusia より:

    これ、LEO EXPRESSのスナックメニューでも頼めるので、プラハに行く電車に乗る時はよく頼んでいます。昨年遊びに来た母も、電車内でこのケーキを注文して「あら、意外に美味しいわね!」と喜んでいました♪

    1. Noriko より:

      意外に美味しい(笑)ですよね。こっちのケーキって重すぎて日本人にとってはイマイチなことが多いですけど、メドヴニークは確かにお母様のお口にも合うかと!LEO EXPRESS乗ったことないのですが、車内で買えるんですね。

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