チェコのイースターは少し変わっています。
イースターといえば、卵を庭に隠して探したり、卵を転がしたりする遊びが有名ですが、チェコ(とスロバキア)では、男性が鞭で女性のお尻を叩きます!
ど、どういう事?!想像が付かなかったので、それが行われるというイースターマンデー(イースター翌日の月曜で祝日)に街を歩いてみました。
普段、祝日のチェコは静まり返っているのですが、この日は様子が違いました。 赤ちゃんからおじいちゃんまで、男性たちが手に「鞭」を持って歩いています。
この「ポムラースカ」と呼ばれている鞭は、若い柳の木を編んだものにカラフルなリボンが付いていて鞭と呼ぶにはとても可愛いモノ。手作りもできますし、スーパーやマーケットでも買うことが出来ます。
近くで写真を撮れなかったのが残念。みんなこんな風に鞭を持って歩いています。かっこいい民族衣裳を来ている子も。

鞭を持って親戚や知り合いの女性の家を訪ねます。
女性は家で待っていないといけないからでしょうか、不自然なほど街に女性の姿がありません。お尻を叩かれたら、女性はお菓子をあげ、さらに、鞭にリボンを足してくれるんだそうです。

男の子たちにとっては家を訪ね歩いてお菓子をゲット出来る楽しいイベント。ハロウィンっぽいですね。

叩かれた上にお菓子渡さなあかんって女性にとって良い事無いやん!と思ったら、実際は男性が来たら女性はお菓子を渡しながら「ありがとう」と言うそうです。イースターにお尻を叩かれると子宝に恵まれるのだとか。この妙な風習は男女が出会うきっかけ作りだったりするのかな。公然とお尻叩いてキャッキャ出来るなんて出会いを求める若者には絶好の機会ですもんね。
マーケットで飾り付け様のイースターエッグとチョコレートを買いました。


2ヶ月近く前からイースターグッズをお店などで見かける様になって、無宗教の人が多いチェコ人にとって何がそんなに楽しみなのかと思っていたけど、クリスマス以降大きなイベントも無くただただ寒い冬に耐えてきた人々にとって春の訪れを祝うことができる大切なお祭りなんですね。