ヨーロッパの多くの地域では水道水が硬水です。
硬水の何が問題なのかと言うと、
- ポットに白いカルキがこびりつく(それもあっという間に!)
- 口に合わない(日本の軟水に慣れているので)
- お茶を入れてしばらく経つと上澄みが浮いてきて見た目が気持ち悪い
- そのお茶を飲んだマグカップに茶渋がこびりつく早さがすごい
- 米を炊くと硬くなる
- 和食の調理に向かない
そんななのでとにかく良いことがありません。毎日のことなので地味にストレスだったのですが、浄水器を取り付けるほどでは無いな〜というのも正直なところで、浄水器よりは手軽に取り入れられる「BRITA(ブリタ)」のポット型浄水器を購入しました。
モデル名「マレーラ」の 2.4Lサイズ。「Kaufland(カウフランド/チェコでお馴染みのドイツ系大型スーパーマーケット)」で、お値段はカートリッジ1個付きで約2,800円。交換用カートリッジは2個入りで約1,400円。日本でも同じくらいの価格なので、どの国で買っても大差は無さそうです。
「水道水」と「ブリタを通した水」を飲み比べてみました。
違う!全然違う!
目をつむって飲んでもハッキリ分かります。すんなり喉を通ります(通らないのが硬水)。硬水とか軟水とかよく分からないと言っていた夫ペトルに “利き水” をしてみたら、どちらがブリタで浄水された水か当てることができました!(正直、当てられるとは期待していませんでした。)
常に白いカルキ汚れが付いていたポットはきれいなままだし、マグカップが一度の紅茶で真っ茶色になることはないし。日々の小さなストレスが解消されました。
特に嬉しいのがお米の味が全然違うこと。
今まで冷やご飯が異常に固く、おにぎりを作って置いておくことが出来なかったのですが、ブリタを通した水で炊いたら時間経ったお米も普通に美味しい。お米が日本産では無いせいかと思っていたけれど、硬水のせいだったんですね。
2.4Lという表記はポット全体で2.4Lという意味なので、実際に水を入れておける適量は1〜1.5Lくらいだと思います。冷蔵庫のスペースさえ許せば使い勝手のよいサイズです。水の濾過は2〜3分もあれば使いたい量は十分溜まるので、料理しながら使って足して使って足して、とじゃんじゃん使えるのも嬉しいです。
カートリッジは1ヶ月に一度交換。ちなみに、日本仕様のブリタは交換が2ヶ月に一回なんですね。やっぱり硬水だと濾すもの(?)が多くて消耗が激しいのでしょうか?
交換時期は、蓋上部の液晶メモリが交換時期を教えてくれるのが便利です。万が一気づかなくても、水にカルキが増えてくるので気づきます。
カートリッジ代は1ヶ月700円ほど。チェコでは1.5Lペットボトルを14本ほど買える計算になります。ペットボトルをそんなに買うかっていったら買わないので、コスト的には安くはなっていないのですが、料理にも使うとそれを越えるペースで消費しているので、見方を変えれば割安ともいえるでしょうか。
それにしてもブリタ、こんなに満足度が高いとは思っていませんでした。どうしてもっと早く買わなかったのか・・・。この夏は水出し麦茶が飲めそうです。
↓↓外出先で、軟水ペットボトルを見つける方法も紹介しています。
Norikoさん大絶賛のブリタ、記事を読んだら気になってしまって気になってしまって。
特別飲料水で困ってもいませんでしたが、ポットが白いカルシウム(?)だらけになるのがストレスだったので、ついに買ってしまいました!
残念ながら、舌が繊細にできていないらしい私たちは目を瞑っては違いがわかりませんでしたが(笑)、今朝ブリタでドリップしたコーヒーは後味がすっきりしていておいしかったです!
ポットも綺麗なままだし(いつもなら、一回の利用でうっすら白くなり始めてます)、水はまろやかだし、買ってよかったです。ちなみに、こちらのスーパー(SELGROS)でカートリッジ3個いり、本体が同じ商品で69ズウォティでした。ポーランドのほうがちょっとお安め?ですかね。日本だと2倍はするような。
おぉ、ブリタ購入されましたか!うちもポットがすぐ白くなるほどの硬水なので、そのストレスが無いだけでも嬉しいです。
浄水ポットって水を足したり、カートリッジを交換したりするのが面倒かな、と思ってたのですが、全然そんなこともなく飽きずに使ってます。
そうですね、ポーランドの方が安いですね。消耗品なので、安いと助かりますね〜。
[…] 他の欧州在住の方も、料理の際にブリタを通した水を使うことで、日本にいるときの味が再現できたとのことでした。 […]