チェコで平日・土日を表すマークは意外なものでした


昨日、日曜礼拝に行っている人がたくさんいた、と書きましたが、日常で宗教を感じることはほぼありません。それもそのはず。2011年の国勢調査では自分はカトリック教徒だと答えた人はたった10.3%だそうです(他の宗派はほぼいない)。チェコを旅するとどこででも教会を見かけますが、実際通っている人は10%かそれより少ないのかもしれません。

先日、意外なところで、多くの人がキリスト教徒だったであろう時代の名残を見つけました。
バスの時刻表です。


」と「」マークが曜日を表しています。

 → ワーキングデイ = 平日
 → 週の6日目 と 教会の日 = 土曜 と 日曜

漢字の「父」のように見えるはツルハシ(って呼ぶんでしょうか?)です。
仕事がツルハシで日曜が教会だなんて、今の子供が見たら何のことか分からないんじゃないでしょうか。に加えて、後から付け足したような土曜の存在・・・。ヨーロッパでは一週間が月曜から始まるので、土曜のことを月曜から数えて “第六日目” という認識が定着しているそうです。

日本人がこの表記を見ても平日と土日を表しているなんて思いませんよね。まだまだ知らないことがたくさんあります。