外国へ行くとヘンな日本語がプリントされたTシャツを見かけたりしますが、チェコではそれほど多くない気がします。一部の日本ファンを除いて、チェコ人にとって日本的なものをカッコイイと思うほど日本に対してのイメージが無いからだと思います。
先日、珍しく日本語がプリントされたTシャツをいくつか見つけました。
通り過ぎようとして二度見しました。今、OSAKAって視界に入った気がするって(笑)。
地名Tに関しては日本人もNEW YORKとかLONDONとか着てるんでお互い様ですが、TOKYOではなくOSAKAを選んだところにこだわりを感じます。
しかし、こちらはなぜHOKKAIDO?!
ヨーロッパでHOKKAIDOって言ったらかぼちゃの品種なのでは。しかもこれ「HOKKAIDO FLOW」って書いてあってHIP HOP風。
英語だと気に留めない一文も日本語で書かれると一気に「なんで??」感が出ます。
惜しい!
しかも、日本で死語となった “クールジャパン” が東欧で生き残っていたという発見。
文法的には間違っていないのになんかモヤモヤする字間と行間。
どこから突っ込めばいいのか。
OSAKA Tシャツ以外は東欧中心に展開しているポーランドの「HOUSE」というブランドの商品です。2017SSのラインナップに日本テーマのシリーズがあるようで、これら以外にも日本をイメージしたアイテムが多く売られていました。鯉柄のシャツや歌舞伎柄のTシャツなど、日本語が書かれていない柄だけのものは普通にオシャレな感じだったんですが、日本語が入ると急に可笑しくなってしまいます。デザイナーは真面目に作ったんでしょうけど、なんだかほっこりさせられました。