ヨーロッパでのきゅうりの汎用性

ヨーロッパのきゅうりはサイズが大きい上に皮も厚く、普段料理で使うときはちょっと使いにくいなぁと思っています。
そんなきゅうり、日本と同じようにサラダやサンドウィッチに使う以外に、もう少し多様な使い方をされているようです。

先日、近所のアイススタンドで「きゅうり味」のアイスクリームを初めて見かけたので買ってみました。きゅうりの皮がつぶつぶと残っていて、本当にきゅうりをミキサーして作ったのが分かります。

味は、「確かにきゅうりだ!」と笑ってしまいながらも、変な青臭さは無く、暑い日にはピッタリで気に入りました。

アイスクリーム以外にもレモネードに添えたり入れたりするのも一般的のようで、カフェでよく見ます。レモンやミントのように爽やかさを添える役割なのでしょうか。これも普通に美味しいです。

日本人としてイメージする野菜としてのきゅうり以外のきゅうりモノに出会ったのは、チェコ発の自然派コスメブランド「マニファクトゥラ(MANUFAKTURA)」でした。
チェコのコスメブランドといえば「ボタニクス(BOTANICUS)」が日本では有名ですが、マニファクトゥラの方が(日本では)珍しいのと、パッケージが好みなのでチェコへ旅行で来ていたときはお土産の購入に重宝していました。

そこの定番ラインの一つが「きゅうり」。わたしが持っているのはきゅうりのハンドクリーム。159Kč(約795円)。ハンドクリーム以外にも、化粧水・シャンプー・シャワージェル・パックなどがあります。


初めてこのパッケージを見たとき、パッと見で緑のイラストと「OKURKA(チェコ語のきゅうり)」というスペルから「オクラ?」と思いました(オクラは英語でOkra)。さすがにオクラは無いにしても、英語表記が無ければきゅうりとは気づかなかったかもしれません。

香りを嗅いでみるとさっぱり爽やか。大好きな香りです。珍しい上に使い心地も良いので、お土産としてだけでなく自分でも愛用しています。

日本とはちょっと違うきゅうりの立ち位置。野菜とフルーツの間のような存在かもしれません。