今月初めからチェコで「ウーチュテンコフカ(účtenkovka)」というサービスが始まりました。
国内での買い物の全レシートに番号が付き、それが宝くじのようなクジになるというものです。レシートに記載の番号をネットで入力すれば、翌月に当選結果が発表されます。
その当選金額がなかなかビッグなのです。これはモチベーションが上がります。
一等 1,000,000Kč(約500万円)
二等 400,000Kč(約200万円)相当の自動車
三等 300,000Kč(約150万円)
四等 200,000Kč(約100万円)
五等 100,000Kč(約50万円)
六等 20,000Kčを20名に(約10万円)
七等 1,000Kčを1000名に(約5千円)
八等 100Kčを20,000名に(約500円)
(使い方)
ウェブサイト https://www.uctenkovka.cz/ にアクセスし、「HRÁT(play)」から入力画面へ入ります。
入力画面が現れるので、必要項目を入力します。
完了すれば確認のメールが届きます。
当選したらメールでお知らせが来るようです。
(注意)
・1軒のお店で一日一枚のみ(何回にも分けて買い物するのを防ぐため)
・今月分の入力は翌月の12日まで
・スマホアプリもあるけれど、使い勝手が悪いのでパソコン上で使うのがベター
外国人でも利用できるのですが、残念なのは、支払い方法がチェコの銀行口座への振込のみなんですよね。なので、旅行者向きではありません。
これと同じようなサービスがあることで有名なのは台湾ですが、あちらは受け取りが郵便局の窓口なので旅行者でも利用できる点が親切です。
サービスの名「účtenkovka」の由来は、チェコ語でレシートを意味する「ウーチュテンカ(účtenka)」から。語尾にコフカを付けることで、関西弁で言うなら「レシートのん」というニュアンスだそうです。
このサービスの目的は、店側の脱税を防ぐためだそうです。今まではレシートをきちんと発行しない店もあって、売り上げを低く申告することが可能だったのです。レシートを必ず発行する仕組みを作って脱税防止。さらに消費者側の購買意欲向上にもつながります。これらによる税収アップで当選金はペイできる予定なのでしょうね。
今まで、スーパーのレジ台の上には客が放置したレシートが散らばっていることが多かったですが、今月に入ってからその光景を見なくなりました。捨てたレシートが500万円の当選くじになるかもしれないんですから!
面白い取り組みですね!
私なら、道端に落ちているレシートもさりげなく拾って自分のものにしてしまいそうです(笑)。
500万当たったらポーランドで家が買えます!当てたいーーー。
チェコでも家買えそうです!道端とかスーパーのレジ付近に落ちてるの集める人絶対いそう(笑)。一番安い500円が当たっても損ではないですからね〜。
日本に住んでる日本人です。海外生活者が多いようですので。
ぜひ、私も日本でもクジ付きレシートのお楽しみがあればいいのにな……と思う。
私は買いものしてレシート、専用の箱に入れて、1年間毎にまとめて捨てます。
レシートくじも、ささやかな、日常の庶民の楽しみになりそうです。
とらさん
クジ、いまだに100万Kčどころか何も当選していませんが、月に一度ある当選者発表日には少しドキドキする、ささやかな楽しみにはなっています。