以前にカウチサーフィンのことを書いたことがあります。わたしの方はずっとウェルカム状態だったのですが、チェコの田舎に住んで9ヶ月、一件もリクエストはありませんでした。
それもそのはずで、我が街に来る旅行者の層といえば、
・他の街からのチェコ人(ワインやサイクリング目当て)
・近隣の国の人(ワインやサイクリング目当て)
・中国人(ワイン目当て?)
・日本人(モラヴィアの大草原目当て)
ワイン目当ての人はだいたいがファミリーや友人同士なのでホテルに泊まりますし、日本人はチェコまで来てわざわざ日本人宅に泊まりたくないでしょうし。
それが、この度初めて泊めてもらえませんかというリクエストがありホストしました。4年近くも世界を旅している日本人の青年。ここ数ヶ月かけて東欧〜中欧に滞在していて、長い間日本人に会っていないからたまには日本語を話したくなって、という理由でうちに滞在してくれました。ロケーション的にも、首都より地方に興味がある彼の希望に合ったようです。
ずっとヒッチハイクで旅をしている彼は、私の家へもチェコ人のおじさんの車に乗せてもらって来たらしいのですが、なんと途中でおじさんのワイナリーに立ち寄って自家製ワインを飲ませてもらったそうです。ヒッチハイクの醍醐味ですね。
私とペトルは昼間は仕事があるので一緒に観光という訳にはいかなかったけど、昼食にはお好み焼きやカレーライスを作ったり、夜には街のブルワリーにチェコ料理と地元のビールを楽しみに行ったり、と限られた時間の中で大満喫しました、特にわたしが。
日本からの旅行者ではあるんだけど、日本を離れてからの期間はわたしの何倍も長いという珍しいパターンの出会いでした。しかも(わたしにとって)幸運なことに彼も関西弁話者だったのです。生の関西弁を聞いたのは日本を離れてから初めて。お互い日本語を話すのが久しぶりで簡単な単語が出てこなかったりしたけど、一年分の日本語話したってくらい沢山話しました。
普段の暮らしでそれほど新しい出会いがあるわけではないので、日本語話せる云々を抜きにしても(ペトルも交えて話す時は英語でしたし)、経験豊富な人の話を聴けるのはすごく楽しかったです。
うちに泊まりたいと思ってくれるのって、今回の彼のような長期旅行中の日本人くらいかもしれないけど、また機会があれば旅行者を受け入れたいと思います。
おお!ついに!素敵な出会いでしたね。数年も旅に出ているとはツワモノですね!
私も日本語で思い切り会話をする機会が乏しいので、久しぶりに会話する時の高揚感分かります~。
カウチサーファーって、自分がしたことないような旅をしていたり、面白い視点で旅を楽しんでいる人が多く、話をするだけで楽しかったのを思い出します。
彼もきっとNorikoさんのうちで食べたカレーに感激して次の旅へ向かったのではないでしょうか。
やっぱり日本人はカレーですよね!
リクエスト来ることはほぼ諦めていたのでビックリしましたよ〜。しかも、今の季節ですしね。滞在中ずっと曇ってて申し訳なかったくらいです(笑)。
ボランティアで長期滞在もしながらスローペースで旅している若者だったんですけど、現実逃避しているバックパッカーではなく、しっかり将来のことも考えながら堅実に旅をしているタイプで、良い刺激を受けました。
ヨーロッパの料理は食べ飽きてるだろうから、と家では和食ばかり作ったんですが、特にカレーは喜んでもらえました!シチューっぽいものやインディアンカレーは海外でも食べられるけど、やっぱり日本のカレーは日本人にとって特別ですよね!
本当に!美味しいお米食べれただけでも涙出そうになります(笑)カレーがついてきたらもう飛び上がるくらい嬉しくなりますよ!
また素敵なサーファーが来るといいですね。うちも微妙な場所で観光地ですらないので(最近隣町が世界遺産に認定されましたが)誰も来ないだろうなぁ。一応Maybe accepting guestにしてるんですけど…ね。
旅行中だと美味しいお米なかなか食べられないですもんね〜。節約旅行だと日本料理店にそうそう行くわけにもいかないだろうし。一度、ロンドンの和食レストランでカレーライスを食べたらあまりに不味くて、違う意味で泣きたくなったことはありましたが(苦笑)。
観光地じゃないとなかなか来ないですよね〜。日本人と話したい外国人か、もしくは日本人か、で、観光地じゃないポーランドの生活が見たい人ですかねぇ。私も次にリクエストが来るのは年単位で先かもしれません・・・。