チェコのお茶事情。チャヨブナで喫茶、ハーブティーはお土産に

チェコでは日常的に買えるお茶の種類がとても豊富です。

例えば、スーパーマーケット。日本では紅茶やハーブティーってあまり選択肢が無いですよね。それらが好きな方は、専門店で買っていると思います。チェコでは、身近な店で手に入るお茶の種類がとても多いのです。どこでどんな種類のお茶が買えるのかご紹介します。

 

スーパーで買えるお茶

チェコのスーパーはこんな感じ。この一面ぜんぶ色々な種類のお茶!わたしはお茶を買うためにチェコ語ボキャブラリーが増えました(笑)。


 
値段は100〜300円くらいで日本に比べると手頃です。
日本でも定番のリプトンの紅茶をはじめ、ハーブティー、フルーツティー、ミントティー、フレーバーティー、ジンジャーティーなどなど。
もちろんコーヒーも人気なのですが、お茶は種類が多い分、売り場面積が圧倒的に広くなります。

わたしも家では時間や体調に合わせたお茶を飲めるよう、いつも数種類備えています。
朝に目を覚ますためのカフェインの多い紅茶、風邪に効くジンジャーティー、おやつ替わりにフルーツティー、季節に合わせたクリスマスティー、安眠効果のあるハーブティーなど。

 
日本茶だと緑茶がどこでも手に入ります。ただ、その多くが何かしらのフレーバー付き。ミントとかピーチとかパイナップルとか・・・。紅茶的なポジションなんですね。カフェで注文すると砂糖が付いて来ます(笑)。

 

ビオショップで買えるお茶

多くのビオ(オーガニック)ショップで取り扱っているのが、お隣りオーストリアのティーブランド「ゾネントア(SONNENTOR)」です。

日本でもオーガニック製品を扱う店で買ったことがありましたが、こんなに種類があることを知りませんでした。これ、専門店とかではなく田舎の小さなビオショップなんですよ。

 
効能を表したイラストが可愛くて、売り場を見ているだけでも楽しくなります。嬉しいことに値段も日本の半額ほど(300〜500円くらい)。チェコのブランドではありませんが、チェコで売っているものはラベルがチェコ語なのでお土産としても喜ばれると思います。
 

SONNENTOR クリスマスのフルーツティー「サンタさんの秘密のお茶」18袋


 

家庭で淹れるお茶

日本人が「お茶」と聞くと茶葉から淹れるものをイメージしますが、チェコでは花やハーブなどをお湯に浸したものも “お茶”と一括りにして気軽に自家製ティーを作ります。

チェコ人のお宅におじゃました時、「何茶にする?」といくつか選択肢を挙げてもらったので、「じゃあ、ミントティーください」と答えたら、「OK、ちょっと待ってね」と庭に出てミントの葉を採ってきてササッと作ってくれました。

夫ペトルも、庭のある家に住んでいたときはローズヒップを摘んでお茶にしていたそうです。

日本だと、ミントティーやローズヒップティーって専門店や雑貨屋で買うちょっと特別なものっていうイメージじゃないですか??ここではおしゃれという意識はなく、庭からもぎってくるものなのでした。

 

カフェでお茶

カフェでも「紅茶」だけでなく、ハーブティーなど様々な種類のお茶を揃えている店が多いです。オプションで、ハチミツやレモンを追加出来るところもあります。

最初驚いたのが、お店での出し方。多くの場所で「お湯が入ったカップ」と「ティーバッグ」を出されるのです。ウェイターが持って来たときの状態↓ (マグのデザインがティーバッグが入っている風ですが、入ってません。笑)
 

 
わたし、「先にお湯が入っているところにティーバッグを浸す」という順序に違和感あったのですが、調べてみたらなんとこっちが正解なんですね!わたしがずっと正しいと信じていた「ティーバッグにお湯をかける」方法だと茶葉がジャンピングしにくいんだとか(ティーバッグの形によってはどちらでもOK)。

それにしても、ティーバッグに浸す作業くらい店員さんがしてくれればいいのに〜、と思っていましたが、ペトル曰く「自分でした方がきちんと時間が計れるからいい」と(ティーバッグの袋に何分抽出するか書いている)。確かに彼は家でもお茶を淹れる時はタイマーで計るタイプ・・・。時間なんて適当でいいと思っていたわたしには思いつかない考えでした。

わたしにとって利点があるとすれば、ティーバッグからどのブランドか知れるので、美味しいお茶に出会ったら自分で同じものを探せるということでしょうか。逆に、スーパーで売っている安物の紅茶だってバレバレで萎えるときもありますが。

 

チェコ式喫茶

チェコには「チャヨブナ(cajovna)」と呼ばれるチェコ独特のお茶の専門店があります。
訳するなら「ティールーム」「喫茶室」となりますが、英国式ティールームとも日本の喫茶とも全く違うタイプの店です。

お店によって差はありますが、チャヨブナの特徴は、扱っているお茶は世界の色々な国から・店内はエスニックなインテリアにしているところが多い・フードメニューはほぼなくストイックにお茶を楽しむ・茶葉だけを買って帰ることもできる、といったところでしょうか。

日本、中国、インドなどアジアのお茶も多く、日本人としては嬉しいところです。カフェと違い、お湯とティーバッグで出されることもなく、きちんとポットですし。
 

 
ブルノ(Brno)だと「ハヨブナ(chajovna)」という人気店があります。靴を脱いで上がれる個室もあって、チェコにいることを忘れるスペースです。

「chajovna」
Dominikánské nám. 6/7, Brno
月-土 11:00-23:00
日 14:00-23:00
http://www.chajovna.cz

 
チェコでは残念ながら美味しい日本茶を手に入れるのは難しい(高い)のですが、その代わり他のお茶、特にハーブティーの種類が豊富なので色々と試しています。嗜好品として楽しむだけでなく、ハーブティーにはそれぞれ効能があるのも興味深いところ。外国にいると病院へ行くハードルが高いため、少しの体調不良だったらそれに効くお茶を飲んで大人しくしておく、という方法をとるようになりました。

パッケージも可愛いものが多いので、帰国の機会には沢山買ってお土産にしたいと思っています。
チェコのお茶事情でした。

SONNENTOR クリスマスアドベントのお茶 24袋

4 Replies to “チェコのお茶事情。チャヨブナで喫茶、ハーブティーはお土産に”

  1. 私もチェコのスーパーに行った時にお茶コーナーの充実ぶりに驚きました。お茶が好きなのでお土産に色々買いたかったのですがチェコ語が全くわからなくてどれを買えばいいかわからず結局ミントティーだけ購入しました(とても安くておいしかったです^^)チャヨブナというのは知らなかったのでいつか行ってみたいです!次回チェコに行くまでにチェコ語でお茶の種類を覚えなくては…

    1. 種類が多すぎて選べないですよね!言葉が分からないから尚更。イラストで分かるものもあるけど、可愛いパッケージほどダイレクトな表現は描かれてなかったりして(笑)。私は、「フルーツの(ovocný)」「ジンジャーの(zázvorový)」「ハーブの(bylinný)」などを覚えました。
      お茶がお好きならチャヨブナも次の機会にぜひ!チェコっぽさは全然無いのですが、チェコ独特の不思議な形態の店なので面白いと思います♪

  2. アバター とら(愛猫) より: 返信

    お茶…………………チェコ語で書いてください。Teaに近いですか、?
    もしかして、昔、チェコにはお茶(私達の言うところの茶)が伝わらなかつたのかしら。
    だから、いろいろなハーブ茶があるのかしら。もちろん茶の代わりとしての存在ではなく、人間の飲みものとしてです。
    最近、プラハに初めて行って、美しい街だと魅せられています。スーパー大好きなので、毎日行ってましたけど、見落としました。
    プラハで大変お世話になつた方に、日本茶(せん茶)と長野県小布施町の栗きんとんの小さな缶に1人前ずつ入っているものと、縁起物のダルマ模様のふきん(ダルマさんは、日本では幸運を呼ぶと書いて)贈りました。お茶屋さんで、日本茶の入れ方の英語のパンフレトの用意がありそれには、お水の事がぬけていたので、軟水が望ましい事もつけ加えました。
    Noriko さん、私の選択はチェコの人の気持ちになって、どのように反応しますか?
    豆類の甘く煮たものは欧、米では、ダメは知ってます。マロングラッセがあるから栗の甘煮は大丈夫かと思います。

    1. とらさん
      チェコ語でお茶は「čaj(チャイ)」と言います。ティーよりも日本語の「茶」に似ていますね。来年のご滞在ではぜひスーパーのお茶売り場もチェックしてみてください♪
      煎茶を贈るのに軟水のことを付け加えたのは大正解です!こちらの水で淹れても全然香りが立たないのです。緑茶はスーパーや専門店で手に入るのですが、日本のものとは全然違う(日本人からすると物足りない味)ので、きっと喜ばれると思います。
      栗きんとんは、美味しいし珍しいので良いのではないでしょうか。チェコでは栗を食べるのは日本ほどポピュラーではなく、食べたことが無いっていう人もいますが、私の夫は日本で屋台の焼き栗やお節の栗きんとんを食べてから栗が好きになりました。

コメントを残す

コメントが表示されるまで数日要する場合があります。