気軽に手に入らないだけに時々無性に食べたくなるあんこの味。お正月に「ぜんざい」を、その残りを「こしあん」にし、「どら焼き」を作りました。
たった250gの小豆からあんこを満喫したレシピをご紹介します。
海外でぜんざいの材料を買う
ぜんざい作りに欠かせないのが小豆。残念ながら海外だとどこでも手に入るものではありませんが、チェコで小豆が手に入りそうな店は、このふたつです。
・日本食材店
小豆よりも、既に調理済みのあんこやぜんざいを置いている店の方が多い気もしますが。
・オーガニックショップ
和食に必要な材料が意外に見つかるのがオーガニックショップ。日本食材店はチェコには数えるほどしかありませんが、オーガニックショップなら多くの街にあります。
40Kč(約200円)/500g 中国産。
ぜんざいのレシピ
ぜんざいの材料(たっぷり4杯分)
・小豆 250g
・砂糖 200g(好みに合わせて調整してOK)
・塩 少々
- 小豆の渋抜き
小豆とたっぷりの水を鍋に入れ火にかける。沸騰したら湯を捨てる。これを2セット繰り返す。(事前に豆を水に浸けておくなどの下準備は不要です。)
- 小豆をしっかり茹でる
1と同じようにたっぷりの水から沸騰させ、沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで1時間ほど茹でる。茹で上がったら小豆をザルにあげ湯を切る。
- 小豆に味付け
空の鍋に、茹でた小豆・水350ml・砂糖・塩を入れ、小豆に甘さが馴染むまで弱火で煮込めば出来上がり。
そのまま食べてもよし、お餅や白玉があればなお良いですね!
「ぜんざい」を「こしあん」へ
翌日に、余ったぜんざいを「こしあん」にして、「どら焼き」を作ることに。
一日置いたぜんざいは豆が水分を吸って、汁気が少なくなっています。そのぜんざいをザルで漉したら、ザルには皮が残り、滑らかなこしあんの出来上がり。
まだ汁気が多く柔らか過ぎるようなら火にかけて水分を飛ばします。
どら焼きのレシピ
どら焼きの材料(小さめ8個)
・卵 2個
・砂糖 150g
・はちみつ 大1
・酒 or 白ワイン 大1
・ベーキングソーダ 小1(50cc程の水で溶いておく)
・薄力粉 180g
・あんこ 適量
生地の分量は、あんこの量に合わせれば完璧ですが、余ってしまったらパンケーキ感覚でそのまま食べても美味しいですし、逆にあんこが余れば他に使えば良いので、量のことはあまり考えなくても大丈夫です。
- 卵・砂糖を泡立てながら、はちみつ・酒を加えて泡立てる。
- 1にベーキングソーダ(水ごと)を入れる。
- 薄力粉を加えて混ぜる
- 生地にラップか布巾をかけ30分ほど常温で休ませる
- 生地に水50ccを入れて柔らかくする。
(水50ccを入れるとかなり水っぽくて不安になりますが、焼いてみると丁度良いです。) - フライパンに油を薄く引き、弱〜中火で熱する。
- 生地をおたまですくって高めからフライパンに落とす。高めから落とすことできれいな円に。
- 表面にプツプツと穴が空いてきたらひっくり返し、軽く焼く。
- ある程度冷めたら、あんを挟みラップで包んで馴染ませれば出来上がり!
まとめ
ぜんざい、ましてどら焼きを自分で作ろうなんて日本では思いもしませんでしたが、作ってみたら意外と簡単!それほど時間もかからず(小豆の下準備とか大変だと思ってた)、このレシピは失敗もしにくいです。どうして今まで作らなかったのだろうと思うほど。ホームメイドぜんざいからの、あんこ&どら焼き、オススメです!
おおおー。丁度手作りしたいと思っていたのです。過去一度あんこ作りに挑戦し、人生史上一番まずいあんこが鍋いっぱい出来て、泣きそうになりながら食べてから自作はトラウマで(笑)
映画「あん」を見てどら焼きに興味がある友人が多いので、これは是非トライします。
写真のどら焼き、売り物みたいに上手〜!
あぁ、「あん」を観たらどら焼き食べたく(作りたく)なりますね!驚くほど美味しいあんこってどんなんだろう、って。
パンケーキ部分(ていうのかな?)はあんこ作りほど手間もかからないし簡単だったので、美味しいあんこが出来たらぜひどら焼きにしてみてください〜。出来立てのどら焼き美味しかったです!