チェコ発ヘルシーなファーストフード店「ウゴ（UGO）」

チェコ旅行中だと「せっかくだし」とチェコ料理を食べる機会が多いと思います。しかし、チェコ料理は日本人のお腹にはかなりヘビー。肉の塊、揚げ物、主食のポテト、クリームソース、しかも量が多い･･･。たとえ美味しい食事でも、これが2、3日続くと胃が疲れてきて軽い食事が恋しくなるかもしれません。

そんな時にオススメの店が「ウゴ（UGO）」。チェコ国内で展開するサラダとフルーツジュースのチェーン店です。
 

 

UGOのメニュー

主なメニューは、

• サラダ
  冷サラダも温サラダも。チキンやサーモン付きもあれば、フルーツが乗っていたり、種類豊富。
• ラップサンド
  サラダと同じく。
• ホットミール
  カレーやシチューのような暖かいメニュー。野菜メインでヘルシー。お米とのセットもあり。
• スープ
  季節に合わせた野菜を使ったスープ
• フレッシュフルーツ・野菜のジュース
  その場でジューサーで作ってくれるタイプの他に、ペットボトル入りもあり。

　
野菜とフルーツを沢山取れるメニューばかりなので、チェコ料理では不足しがちな野菜を思う存分摂ることができます。サイズも小さいものから大きなものまで選択肢があるのが嬉しいところ。

ラップサンドとフレッシュジュース。↓

UGOさん(@ugocs)がシェアした投稿 – 2018年 3月月8日午前6時25分PST

サラダは、大きいので一食分になります。↓

UGOさん(@ugocs)がシェアした投稿 – 2017年11月月23日午前6時51分PST

テイクアウトだとこんな感じ。↓

UGOさん(@ugocs)がシェアした投稿 – 2018年 2月月6日午前3時50分PST

 

こういう時に使える！

現地の名物を食べたい旅行中でも、「疲れていてレストランに入るの億劫だなぁ。今日は軽めのご飯でも買ってホテルで食べたいなぁ」という時ありませんか？（わたしはあります）。しかし、日本のようにクオリティの高いお弁当や惣菜がどこでも買えるわけではないチェコ。そういう時に使えるのが「UGO」です。

ファストフード形式なので、店内で食べてもテイクアウトでもOK。しかも店舗数が多いので見つけやすい。ジュースを買うだけなら、小さなジュースバーが駅など便利な場所にあります。

チェコとスロバキアにしか店舗が無いチェコの会社なので、旅先でマクドナルドに行くような後ろめたさが無いのも良いところ。

 

価格

価格は、残念ながらやや高め。
フレッシュジュースが79Kč（約400円）〜、ワンプレートのサラダが129Kč（約645円）前後。食事にドリンク付けたら1,000円超えるくらい。チェコの外食の価格は地域差がありますが、1,000円あればレストランでまぁまぁ立派な食事が出来るので、ファーストフードの割には高いです。

 

店舗の場所

現在、チェコ国内に60のジュースバーと20のサラテリエ（サラダレストラン）があります。プラハには32店舗、ブルノには8店舗。店のマークが目立つので、大きな街だと探さなくても見かけると思います。
〈店舗マップ〉

 

注文の仕方

一般的なファストフードと同じで、カウンターで注文します。幸い写真があるので商品名の読み方が分からなければ、指差しでも注文できると思います。

注文の際に必ず聞かれそうなチェコ語は、

Tady nebo s sebou?（タディ ネボ セボウ？）
意味：ここ（店内で食べる） それとも 持ち帰り？

答えは、店内で食べるなら「タディ」、持ち帰りなら「セボウ」と言えばOK！

注文後は、時間のかかるものだと番号札を渡されるので、席について待っていれば店員さんが持ってきてくれます。
既に作られている商品もあり、それなら冷蔵棚（写真奥）から取ってレジへ持って行くだけで良いので、より簡単だと思います。

 

チェコ人の食生活

伝統的なチェコ料理は高カロリーなものが多く、毎日そういった料理を食べている人がいる一方、ヘルシー志向の人も多いように思います。特に若い女性は、肉を好まない人も珍しくなく（少なくとも日本よりは多い）、多くのレストランにベジタリアンメニューがあるのを見ても、需要があるんだろうなと思います。

「UGO」の客層は、女性やカップル率高し（ちょっと意識高めの人が多いかも･･･）。
雰囲気的にお一人様でも大丈夫な店なので、私は1人での外出時に重宝しています。

　
軽い食事が欲しいけど、スーパーで買うのも味気ないし、旅行中にファストフードもなぁ･･･、と思ったらチェコ発のヘルシーな “ファストフード”、オススメです。