チェコでも人気の甘いミルク粥ことライスプディングに挑む


日本人にとって抵抗のある食べ物「ライスプディング」を初めて食べました。チェコ語では「Mléčná rýže」。直訳すると「ミルクライス」。米を牛乳と砂糖で煮たミルク粥です。

世界各地に似たものはあるらしく、私が初めてその存在を知ったのはドイツ人の友人からで、シナモンをかけた温かいものを食事として食べると言っていました。
食べ方も地域によって主食やおやつ、と様々のようです。チェコのスーパーに売られているのを見る限りでは、チェコ人は小腹が空いた時にヨーグルトを食べるような感覚で食べるのかな、と思います。スーパーだとまさにヨーグルトのように何種類かのブランドや味が売られています。チョコレート、キャラメル、いちご、レモンなど。米だと知らずに見たら買ってしまうかもしれない美味しそうなパッケージです。

今までスーパーで目には止まっていたけど、避けてきたんです。日本人が食べるものじゃないって。
特に理由はなかったのですが、なぜか今日は気分がノってついカゴに入れてしまいました。

味は、以前に食べたことのあるタイのカオニャオ・マムアン(ココナッツミルクで炊いた米とマンゴーを一緒に食べるスイーツ)を想像していました。これもハマる人はハマりますが、私は一回食べたらいいや、という感じでした。覚悟していたよりはずっとイケましたが。

さて実食。熊がのイラストがかわいい蓋を開けると甘〜い匂い。初ライスプディングにピスタチオ味を選んだのは失敗だったかもしれません。ピスタチオ自体は好きなんですが、如何せんクセが強すぎます。見た目もミドリというのがちょっと。

恐る恐る食べて見るも、やっぱり甘い、ものすごく。このミルクソースがパフェなどにかかってたら美味しく食べられそうな気もしますが、どうしても “甘い米” への抵抗がぬぐいきれず食べきることができませんでした。先入観持たずに色々な食べ物に挑戦したいものですが、今回の挑戦はわたしの完敗。ライスプディングの完勝。

残りはペトルが美味しくいただきました。