チェコのストッキング事情


チェコでストッキングを買いました。ほとんど履く機会なんてないんですけど。

サイズを選ぶときに、対応サイズを見て困惑。わたし、どこにも属していない・・・。
わたしは日本人の中でもかなり背が低い方ですが、日本人女性の平均は158cm/53kgなので、平均だったとしてもSサイズにさえ届きません。

チェコ人女性の平均は約167cm/69kg。モデルのようにスタイルが良い人が多い一方、このグラフにあるとおり90kgくらいの人も珍しくありません。

別のブランドでも小柄な日本人は圏外です。

仕方がないのでSサイズを買いました。

ストッキングの質はというと、なんかフワフワ?!
日本だと脚をきれいに見せる効果があるのが普通ですが、チェコでは快適さに重点を置いているようです。日本のストッキングにあるような張りは無く、全く締め付けられません。日本のストッキングに慣れていると物足りなく感じるかもしれません。

個人的には履き心地が楽なのは嬉しいのですけど、生地が弱すぎるのは少々問題です。すぐに伝線してしまうので、常に控えを持ち歩かないと不安です。

ブランドを変えていくつか買ってみたけど、どれも似た感じでした。500円以下の安いものばかり買ったからでしょうか。高いものだともっとしっかりしているのかも?

最初は、チェコ人は脚がキレイだから脚痩せ効果なんていらないんだろう、と思っていました。でも、みんなが細くてスラリとした脚をしているわけではないんですよね。

チェコ人は太っていても短いスカートで闊歩します。太っているからこの服は着れない、なんていう考え方が存在しません。チェコで好きだと思う価値観の一つです。周りの目を気にせず自分の着たいものを着る。

ストッキングの微かな効果に頼ってまで脚を細く見せる気なんてさらさらないのでしょうね。