カトヴィツェ(ポーランド)で見つけた日本の味

わたしとペトルは二人とも洋食より和食が好きなので、他の街へ行った時は、ついその土地の名物よりも良い和食レストランがないか探してしまいます。今回、ポーランドの地方都市カトヴィツェに滞在しましたが、特にポーランドだとチェコ料理とかなり似ているので、別にポーランド料理は食べなくてもいいよね、と。
カトヴィツェで食べた・買った日本の食べ物をご紹介します。

カトヴィツェのお好み焼き屋

カトヴィツェにはなんと広島風お好み焼き屋があります。
海外で寿司屋はある程度の大きさの街なら必ずあるし、ラーメン屋も珍しくないですが、お好み焼き屋はそれほどありません。鉄板焼き屋の方がまだあるかも。少なくともチェコではお好み焼専門店は聞いたことがありません(他のメニューの傍らに出してる店はある)。

ちなみにカトヴィツェは寿司屋も街の中心だけでも10軒以上。しかも、どこも評判が良さそうです。寿司かお好み焼きか迷いましたが、ここは珍しい方のお好み焼きで。

大阪風ではなく広島風を出しているだけあって、ソースはオタフクソース。日本のお好み焼屋にあるような鉄板で焼いて、お皿で提供されます。
イカのお好み焼き 40zł(約1,233円)

イカの焼きそば 35zł(約1,079円)

餃子 17zł(約524円)

枝豆 9zł(約277円)

値段はちょっと高めですね。ポーランドの物価は日本より低いのでなおさら。1zł(ズロチ)=約30円。

久しぶりにレストランでお好み焼きを食べることが出来て大変満足!お好み焼きに関しては日本人が食べて違和感の無いちゃんとした美味しいものでした。日本のソースを使っている限り、お好み焼きは寿司よりも失敗はないかも。

「Okonomiyaki YO」
Francuska 1A, 40-015 Katowice
13:00〜22:00(月のみ16:00〜22:00)
http://www.okonomiyaki.pl

 

ポーランドで展開している輸入食材店


カトヴィツェ駅から直結しているショッピングモール「Galeria Katowicka」内に、外国の食材を売っている店があります。カトヴィツェだけでなくポーランド内で何店舗も展開しているようです。

日本だけでなく、世界各国からの輸入食材を販売しているのですが、特に日本食材のセレクトがなかなか良いのです。うどん、そば、素麺はもちろん、ソース、醤油各種、浅漬けの素や春巻きの皮、納豆などなど。保冷バック持ってこれば良かった!と後悔しました。

わたしたちは、出前一丁(3.9zł 約120円)、パン粉(9zł 約270円)、粉末わさび(15zł 約450円)、キムチを作るための唐辛子を買いました。


この海外版の出前一丁、チェコでも日本食材店で買ったことがありますが、日本では存在しない種類があるんですよね。牛肉麺とか鴨肉麺とか全10種類くらい。わたしはチャレンジというより親しみのある味が欲しかったので、味が想像できるものばかりを購入。

「Kuchnie Świata」
9:00〜21:00(土のみ10:00〜20:00)不定休
3 Maja 30, 40-097 Katowice
http://www.en.kuchnieswiata.com.pl

 

コンビニで買える焼きそば


メイドイン・ポーランドの味の素のカップ焼きそば「OYAKATA」。いいネーミングですね。パッケージもおしゃれ。

これ、スーパーやコンビニで買えて値段も3.5zł(約108円)と手頃。どれほどのポーランド人がこれを手にしたことがあるか分かりませんが、コンビニでも売っているほどなのでみんな目にしたことぐらいはあるかと。

作り方も普通のカップ焼きそばと同じ。湯切りしてからソース。

でも、味の素って日本でカップ焼きそば売ってますっけ??売ってなくないですか?
とはいえ、あの味の素なんだからクオリティは間違いないはずと思い食べてみました。

うん、完璧な日本の味!
海外で食べる日本のジャンクフードってどうしてこんなに美味しいのでしょうか。冬山で食べるカップヌードル的な。

ポーランドのいち地方都市であるカトヴィツェで日本食がこんなに色々手に入るとは思いませんでした。カップ焼きそばがどこでも買えるポーランドに嫉妬です。

「カトヴィツェ(ポーランド)で見つけた日本の味」への4件のフィードバック

  1. こんばんは~。
    私も先日ポーランドに行っていたので、違った目線のNorikoさんのブログを
    楽しみながら読ませてもらっています。
    カトヴィツエに滞在されていたんですね~。
    結構大きな町ですよね。しかも、こんなにたくさん和食があるなんて!
    うれしくていろいろほしくなっちゃうかも(笑)

    1. Noriko より:

      akkieさん、ブログ拝見しました。奇遇ですね!
      クラクフの方が観光で行くにはずっと楽しそうで羨ましいです。カトヴィツェはポーランドでは10番目の人口らしいんですけど、その割には賑わってるなぁと思いました。10番目にはとても見えなかったです。カトヴィツェにも駅直結のGaleriaがあって私も満喫しました。おかげで帰りは色んな食材で鞄がパンパン(笑)。

  2. junjusia より:

    katowiceまで30分の場所に住んでおり、ちょいちょい行くので、この「OKONOMIYAKI YO!」はずっと気になっていたんです〜。
    でも、ポーランド的に確実にお高い価格なので、相方に高い!と言われそうでヤダ…と行く機会を逃しておりました。
    自分で払うから気兼ねなく食べてみたいです(笑)
    ポーランドの普通のお店なら20zlあれば結構な食事が楽しめるので。

    OYAKATAシリーズ、確かカップヌードルもあって、ポーランド航空の成田線ではギャレーにて無料配布してます!
    焼きそば味試したことなかったので今度挑戦してみますね。

    駅も数年前にリニューアルしてからぐっとイメージが上がったとか。
    以前は排尿の匂いがキツく、暗く、治安が悪かったと聞いてます。

    田舎者の私にとっては、ここはやっぱり大都会ですー。

    1. Noriko より:

      チェコに近い方にお住いなんですね!「OKONOMIYAKI YO!」はぜひ一度試してもらいたいです。確かにちょっと高いですよね。おたふくソースの空輸代ですかね〜。お好み焼きは大きかったので私たちは二人でシェアしました(焼きそばと餃子はイマイチだったのでオススメしません・・・)。
      OYAKATAシリーズ羨ましすぎます!帰国の機会にはポーランド航空に乗ろうかな(笑)。
      カトヴィツェで無料のガイド冊子をもらったのですが、「カトヴィツェは見るとこないし、uglyだし・・・(中略)・・・でも良くなるように頑張ってる!」という内容の街の紹介文で、あまりに自虐的で笑ってしまいました。住人からすると以前のイメージが強いのでしょうね。今は駅舎も駅の周辺もキレイなのに。

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