どうしても慣れることができないチェコの誕生日パーティー


 
先日、近くに住むペトルのおばあちゃんの76歳の誕生日パーティーが開かれました。

チェコへ来てカルチャーショックだったことの一つに「誕生日パーティーの開き方」があります。以前わたしの誕生日だった時にも書きましたが、その後何度かの家族の誕生日を経てもいまだに慣れないのでまた書きます。もちろん日本と同じで家庭によって温度差や習慣の違いはあるので、一つの例として我が家の場合。

・企画する人 →主役
日時を決めて自ら招待客へ連絡

・料理する人 →主役
全ての料理が揃ってから、せーのでいただきます!という音頭は無く、出来たものから各自勝手に食べ始めます。主役はずっとサーブしていてみんなが食べ終わった頃にやっと席に着くということも。これがわたしとしては一番不思議なところ。なんだか申し訳なくて「手伝わなくていいの?!」ってペトルを突つくのですが、構わないんだそうです。

・会場 →自分の家
人数多くても収まるのが田舎住まいのいいところ。

・プレゼント →実用的なもの
家族内での定番は、紅茶、お菓子、シャンプー、下着など。500円程度のものでも全然構わないので助かります。

・ケーキ →義母(ペトルママ)の手作り
本人の誕生日以外は誰の誕生日でも義母が手作りしてるので、毎回一番大変なのは実は義母。

・バースデーソング →無し
食後にケーキが出てきて、特に合図もなく普通に切って食べます。ロウソクは主役が子供の時のみあり。歌は無いのでいきなり吹き消します。
 
パーティーと言ってもだいたいはランチを一緒に食べるだけの簡単なものです。メインは、ターキーやダックを丸焼きしたり、普段より少し豪華な程度で、たいそうな料理が出るわけではありません。日本人が想像する誕生日会の食事からすると、かなりシンプルです。ケーキまで食べ終わってしばらく団欒したら各自帰っていきます。


 
大人になっても家族が集まってホームパーティー、というのは西洋的なイメージがありますよね。日本ではハレの日は外食が多かったから気づきませんでしたが、よく考えたらホームパーティーってことは基本的に自分が準備・招待しないといけないわけです。
日本人の感覚だと「わたしの誕生日だからこの日は空けておいて!」ってまぁまぁ厚かましく感じませんか(笑)。わたしの誕生日はたまたま義母と近いので合同で行われたけど、もし自分だけだったら「しなくていいよ〜」って言うと思います。かと言って何もしなかったら水臭いって思われそうだし。文化の違いとは分かっていても、身に染み込んだ日本人的な遠慮癖は抜けません。

ふと気づいたら来月はペトルの誕生日があるのです。一緒にチェコで迎えるのは初めて。考えたことなかったけど、これはうちにみんなを招待して寿司とか振る舞った方がいいのか?!

・・・ってそもそもわたしが心配する必要もないのか。招待するのはペトル本人でした。

2 Replies to “どうしても慣れることができないチェコの誕生日パーティー”

  1. junjusia より: 返信

    おばあさま、お若い!!そして主役が全て賄う誕生日ですか(笑)。私も自分のだけだったら「いやいや結構です」という派ですね。日本だといい大人になったら誕生日を祝うってちょっと気恥ずかしく感じるし、誰かが言い出すならまだしも、自分からって、どんだけ自分好きよってなりますよね(笑)。
    日本に比べこっちの人は誕生日をもっと大事にしていますよね。
    そういえば、ドイツに滞在していた時にもホストの誕生日パーティーに招かれたことありましたが、主役が主催者であれこれ準備してました!とはいえ一番大変なのはお母さんというのは変わらず(笑)、一番準備をがんばっていたのは女性陣でした。

    1. 夫の祖母は、私の両親より若いんですよ〜。アジア人が若く見えるせいか、見た目は私の両親の方がだいぶ若く見えるのですが。
      そっか、誕生日の重要度が違うのですね。そして年とっててもちゃんとおめでたいことなんでしょうね。日本人的には自分主催の自分の誕生日パーティーは無しですよね〜(笑)。
      お母さん、子供が何歳になっても頑張ってくれるのは世界共通(笑)。

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