チェコの民族衣装が見放題!「ストラージュニツェ国際フォークロア・フェスティバル(International Folklore Festival Strážnice)

チェコ・南モラヴィア地方の「ストラージュニツェ(Strážnice)」という街で毎年6月最終週の週末に開催されている「ストラージュニツェ国際フォークロア・フェスティバル(International Folklore Festival Strážnice)」へ行ってきました。

 

チェコ国内で最も歴史のあるフォークロアフェスティバルらしく、今回が第73回目。金土日の3日間に渡り、音楽・ダンス・食べ物・生活様式・民族衣装に関する様々なイベントがいくつかの会場を使って行われます。大きな規模だとは聞いていたけれど、思った以上に広い範囲で盛大に行われていて満足に観て回るには時間が足りないほどでした。

ストラージュニツェへは、「ストラージュニツェ野外博物館(Skanzen Strážnice)」や藍染工房の見学で何度か訪れてたことがあるのですが、人口6,000人にも満たない小さな街ながら民族文化が残っている魅力的な地域です。

 

愛しの民族衣装「クロイ」

メインイベントは、土曜に行われる民族衣装のパレード。「クロイ(kroj)」と呼ばれるチェコの民族衣装が見られます。

チェコの民族衣装は、刺繍やレースが特徴的なのですが、大きく分けると西部のボヘミア、東部のモラヴィアでテイストが違い、その中でも集落やグループごとにオリジナルのデザインがあります。

パレードに参加しているのは、音楽やダンスなど何らかのサークルに属している人達です。

チェコ全体なのか私の住んでいる南モラヴィア地方が特に盛んなのか分かりませんが、周辺地域では、春〜秋には毎週末のようにどこかで民族芸能やワインの行事が開かれています。そういう時、伝統音楽・ダンスの活動をしている人はクロイを着ます。このストラージュニツェのフェスティバルは、普段地元で活動しているグループが大集合する祭典というわけです。

 
「民族衣装」ということで、外国からの参加グループも。ロシア、ハンガリー、ドイツ、メキシコ、インドネシア、中国など。

 

雑貨と食べ物の屋台

パレード以外の見所は、街の広場や公園に出ているマーケット。外国人としては地元の工芸品に惹かれますが、日本のお祭りと同じで伝統工芸とは全く関係の無い射的や綿菓子なんかもあって、一部を見ればただの夏祭りのような場所もあったり。


 
フード屋台もチェコ料理がズラリ。そして、調理する人たちの可愛さ!きっと動きやすくは無いと思うのですが、フェスティバルに合わせてお店の人も民族衣装を着ていたのが素敵でした。


 
こういった民族衣装、お店などで簡単に手に入るものでは無く、だいたいは家族から受け継いだり、数少ない作れる人に頼んだりするそうですが、これらの写真に写っている人達はみな自前の衣装を持っているんですね。
 

 
「ハルシュキー(Halušky)」と呼ばれるうどんを千切ったような食感の食べ物。濃いチーズのソースを掛けて食べます。


 
ウェディングケーキの役割をしていたお菓子の飾り。一本ずつ刺して盛り付け(?)ます。


 

チェコの民族音楽

あちらこちらでミュージシャンが民族音楽を演奏しています。ワインが有名な地域なので、だいたいの歌の歌詞は「ワインを飲んで歌って踊ろう〜♪」みたいな内容とのこと。


 
フェスティバルには街の人口以上の人が訪れていたと思います。街のサイズに対してビックリな大イベント。目にも楽しく、お腹も満足。ワインが好きな人だったらさらに最高なはず。初めてだったので何も知らず一日だけしか行かなかったけど、来年は出来れば週末通して参加したいと思いました。

 

アクセスなど

ストラージュニツェ国際フォークロア・フェスティバル/International Folklore Festival Strážnice/Mezinárodní folklorní festival Strážnice
会場:ザーメツキー公園(Zámecký park)、ストラージュニツェ野外博物館(Skanzen Strážnice)など周辺の複数会場
期間:毎年6月最終週に開催
http://festivalstraznice.cz/
チケット情報(大半の会場は無料)

ブルノから電車で約2時間、ウィーンから約2時間半。本数は少ないものの、電車のみでアクセス可能。

 

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