チェコの代用コーヒー「メルタ(Melta)」が日本人の口に合う理由


 
チェコには「メルタ(Melta)」というチェコ人なら誰もが知る飲料があります。

コーヒーが手軽に買えなかった時代、手頃な値段のメルタが代用コーヒーとして飲まれていました。今でもこのレトロなパッケージで大体のスーパーに並んでいます。

メルタの特徴は、カフェインが入っていないこと。妊婦や子どもでも安心して飲めるため、現在では値段の安さだけが理由ではなく健康的な飲み物として好まれています。

チェコでは、昔も今もあくまで「コーヒー」の代用品という扱いのメルタ。おそらく日本に全く同じ成分の飲み物は無いと思うのですが、日本人ならほとんどの人が自然に受け入れられる味なのです。

なぜなら味がほぼ麦茶!

初めて飲んだ時は懐かしさに震え、食事用のお茶として常備するようになりました。
 

 
レストランやカフェのメニューにメルタが載っていることは滅多に無いと思います。自宅用の安い飲み物というイメージです。
だいたいのスーパーで取り扱っており、パウダーのみとティーバッグ入りがあります。ティーバッグ20袋入りのボックスが、27Kč(約135円)位。お腹に優しい上にお財布にも優しい。
 

メルタの原材料

原材料は、多い順に、ライ麦・甜菜根・大麦・チコリの根。麦茶の原料は大麦なので、味が似ているのも合点がいきます。

自然由来の原料だけで作られている安全な飲み物ですが、唯一、グルテンアレルゲンを含むのでその点だけは注意。


 

メルタの淹れ方

熱湯を注いで約5分。マグカップ一杯にティーバッグ一袋で濃いめの麦茶の出来上がり。
色が濃く、見た目は確かにコーヒーのようです。

ホットでもコールドでも◎。麦茶だって冷たいの美味しいですもんね。


 
また、違った飲み方として、ペトルが「子どもの頃に牛乳で煮出して飲んでた気がする」と言うので、「麦茶に牛乳・・・?」と抵抗を感じつつも恐る恐る試してみました。

色はミルクティーのようになりましたが・・・


 
わたしの口にはまっっったく合いませんでした!

カフェオレともミルクティーとも違う、ホットミルクに薄い苦味だけが付いたような味。しかし、本人曰く「そうそう、この味!」。チェコ語でメルタの飲み方を検索してみると、確かに牛乳を足すのも一般的の様なんですよね。

メルタを紹介するからには、メルタ+牛乳との組み合わせも存在する、ということを記しておきますが、個人的にはストレートで飲むことをお勧めします。
 

まとめ

日本人にとって海外で「食事に合う甘く無いお茶」を見つけるのが難しいことがあります。チェコでも、いわゆるティーの種類は沢山あるものの、日本で食事と合わせて飲まれているような種類となると、コレというものがありません(煎茶はポピュラーですが、日本の物と比べると物足りなく感じます)。メルタは、その点で完璧な食事用のお茶だと思います。

これも一つのチェコ発アイテム。チェコでスーパーに行く機会があればぜひ試してみてください。日本へ持ち帰って和食と一緒にいただいても合うと思います。
 

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