
「ストラージュニツェ野外博物館(Skanzen Strážnice)」へ行ってきました。祝日の無料開放というラッキーなタイミングで、念願叶って訪れることができました。
この博物館は、毎年6月最終週に、ヨーロッパ最古で最大のフォークロア・フェスティバルが行われることで有名。民芸歌謡・民族衣装のパレードなど多くのイベントが見られるらしく、その時に行けたらよかったのですが、ちょうど先週に終わったばかりという・・・なんとも微妙なタイミングで訪れました。
駅までの雰囲気は前回のポストで。
駅から徒歩15分ほど、スロバキア国境もすぐそこ、という場所にあるこの博物館。 広大な敷地には、18〜19世紀の農家の住居や納屋がなんと60軒以上も展示されています。古い建物がひとところに集まっている様子は、日本でいう愛知の「明治村」や奈良の「大和民俗公園」を彷彿とさせます。
「チェコ人は商売っ気がないなぁ」と日頃思っているのですが(笑)、ここは工夫されていました。歩き疲れた頃にワインのテイスティングがあったり、可愛いカフェが現れたりと、つい財布の紐が緩んでしまう絶妙なルートになっています。




当時の暮らしをのぞき見
家の中には家具や衣服も再現されていて、伝統衣装を着たスタッフさんが当時の生活を解説してくれます。解説はチェコ語ですが、展示のキャプションには英語併記があって助かりました。
新郎のジャケットがとても素敵。後ろにあるジンジャーブレッドの山は、今でいうウェディングケーキのような役割だったそうです。

「本当にここで料理してたの!?」と疑いたくなるほどコンパクトで使いにくそうな台所。当時の農家は、1〜2ルームの小さなお家で家族が身を寄せ合って暮らしていたんですね。

料理で壁が汚れると、上から色を塗り、芋版(!)で模様をつけて隠していたのだそう。現代にも通じる可愛さがあります。

チェコでは、ブドウの木を「ワインの木」と呼びます。敷地内には半地下型のワインセラーもありましたが、このスタイルは今のモラヴィア地方でもよく見かけます。


どこへ行くにも団体行動のアヒルたちが可愛くて癒やされました。

お土産屋さんがこれまたフォークロア満載で、可愛さの塊でした!
小さいジンジャーブレッドを日本に送るために、マグネットとチェコインディゴの栞を自分用に購入。
ジンジャーブレッドって自分のためには買わないけど、見た目がキレイなモノを見つけるとついプレゼント用に買ってしまいます。日持ちするし日本へ送りやすいんですよね。

プラハからは一番遠い地域なので、気軽な寄り道……とはいきませんが、民族衣装やモラヴィア文化が好きな方なら、丸一日かけて訪れる価値が十分にある場所です。