チェコ最大の野外フェス「Colours of Ostrava」2019年も行きました

オストラヴァで毎年夏に開催される野外音楽フェスティバル「カラーズ・オブ・オストラヴァ(Colours of Ostrava)」へ行ってきました。詳しい様子は二年前に書いたので、今回は写真を中心に振り返ります。

2017年の記事↓

 

街から会場へ

オストラヴァの街。
工業都市として栄えた街ですので街並みの可愛さでは他都市に劣るかもしれませんが、良い飲食店が多く、何でも揃うショッピングセンターがあり、大学があるので若者文化もあり、川沿いで寛げる公園があり、大きな動物園も人気のサッカーチームもある、住むには便利な街だそうです。夫にとっては大学時代とその後の数年を過ごした第二のホーム。

 
会場へ続く道。オストラヴァ中央駅からは距離があるのでトラム必須ですが、街の中心からであれば徒歩20分程と近くとても便利。滞在していた宿からは毎日歩きました。

 
2019年の主なラインナップ。国内外から120組以上のアーティストが出演しました。

 

元製鉄所というロケーション

何よりこのフェスを個性的にしているのがサイバーパンクテイストな会場「下ヴィートコヴィツェ地区(Dolní Vítkovice)」。元製鉄所があった敷地で普段は観光スポットとして見学することができます。オストラヴァを訪れるならここを見ずしてどこを見るという必見のエリアです。

 
写真は、一番目・二番目・三番目に大きなステージ。それぞれ位置が近いので移動が楽。他にもさらに小さな幾つかのステージ、映画館、トークショー会場などがあります。ライブを見る以外にも遊ぶことに事欠きません。


 
路上で行われていたダンスのワークショップ。


 
服やアクセサリーのショップも沢山出店していて会場内を見て歩くだけでも楽しめます。古本屋があるのがチェコらしい。


 
レコード屋で黒ねこミケシュのレコードを発見。

 
期間中、気温が低くて七月にもかかわらず半袖では肌寒いくらいでしたが、熱中症対策の放水のために一応来ていた消防車。


 
あなたの愛する街はどこ?ハートマークの位置がオストラヴァ。

 
決して汚くは無いのですが、便器の形状が普通のトイレとは異なるため若干抵抗を感じるTOITOI仮設トイレ。チェコでよく見るタイプのものです。幸い普通の水洗トイレも沢山あるのでわたしはそちらのみ使用しました。

 

充実のフェスフード

フードの種類は豊富。チェコ料理からアジア料理、ビーガン向けなど食べたいと思えるものが沢山あって4日間では足りないほどでした。
日本茶含むアジアのお茶を出してる店が多いのが目立ちました。フェスティバルですので飲料といえば基本ビールなのは勿論なのですが、お茶、特にアジア産のものはエスニックでオシャレな存在のよう。

 
お祭りには欠かせないストリートフード「ランゴシュ(Langoš)」。揚げたピザ生地に好きなトッピング(ニンニク、ケチャップ、チーズが定番)が乗ったものです。
Coloursに出店しているあるランゴシュ店はColours名物と言えるほど人気。会場内で唯一長蛇の列が出来る飲食店です。
シンプルな食べ物ですし何がそんなに違うのかと疑っていましたが食べてみてビックリ。生地がふわっふわで表面は適度にサクサク。脂っこさも無く一枚ペロリと食べられてしまいます。その辺で買ったランゴシュは重くて一人で一枚なんてとても食べられないのに。このお店が人気なのが納得の美味しさでした。

 

弱者に優しいフェス

Coloursに行く少し前に、フジロックには「車椅子介助者の割引が無い」ということを知りまして。Coloursは車椅子介助者が入場料無料なのは以前から知っていたのですが、じゃあどれくらい車椅子のお客さんがいるのだろうと今回は意識して周りを観察してみました。

結果は、私が見かけただけでも軽く100人以上。会場内全てがバリアフリーというわけではなく、おそらく足場の都合で入れないエリアや通れない通路もあるとは思うのですが、大きなステージでは車椅子用にステージが見やすいプライオリティ席があったり、専用トイレの数も多かったり、過ごしやすいように考えられているなと思いました。

割引関係だと、シニア(65歳以上)は、半額以下。最終日に限ってはなんと無料です。そのため最終日は年配のお客さんの姿が目立ちました。

 

こんなバンド見ました

チェコの若者に人気のMIRAI(ミライ)。ヴォーカルの彼が日本×チェコのダブルです。最近ほんとに色んなところで曲を耳にします。


 
チェコのベテラン人気バンドKryštof(クリシュトフ)。あまり好みでは無いんだけどなぁ、と思いつつ見に行ったら、ライブ終わる頃にはすっかりファンになってしまうという。ヒット曲はチェコ人大合唱、緩急あるセットリストで予備知識無く見ても楽しいショーでした。


 
他に有名どころだと、The Cure、John Butler Trio、Years & Years、Mogwai、ZAZなどを見ました。ロンドンを拠点に活動している日本のバンドBo Ningenも。
 
繁華街から徒歩で行けるくらい近く便利で、会場内も快適に過ごせるようよくオーガナイズされている良フェス「Colours of Ostrava」。2020年の開催も既に決定しています。夏のチェコ旅行を考えている音楽好きの方には一押しの夏のイベントです。

 

詳細

カラーズ・オブ・オストラヴァ(Colors of Ostrava)
公式サイト https://www.colours.cz
2020年の開催日程は、7月15-18日。時期が来ればチケットは公式サイトより発売されます。

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