クリスマスマーケットで役立つチェコ語一覧


 
クリスマス本番が近くにつれてクリスマスマーケットも盛り上がってきました。チェコ人にとっては、家族・友人はもちろん、同僚やクラスメイトと繰り出して食べたり飲んだりしながら語らう忘年会的役割も兼ねています。そんな人々が作るアドベントの特別な雰囲気が好きで、用がなくとも出かけたくなるのがクリスマスマーケット。

わたしが初めて外国のクリスマスマーケットに行ったのはドイツだったのですが、浅はかなことにマーケット特有の食べ物について予習していなかったのです。食べ物の写真を掲示している店は稀なので、ドイツ語メニューだけだとどれが何なのか判らず、食べ物を十分に楽しめなかったと後悔が残りました。

それでも英語と似たドイツ語ならまだ字面から意味を予測出来る単語も多いですが、チェコ語の場合は基礎知識が無ければチンプンカンプン。どういう食べ物があって名前は何なのか、言葉の分からない国のマーケットへ行くにはある程度は予習をして行った方が楽しめます。

チェコのクリスマスマーケットは、幸か不幸か正直食べ物の種類はあまり多くありません。覚えることは少ないので、チラッと予習しておくだけで現地で悩むことが減ると思います。

クリスマスマーケットの食べ物屋台でよく見る単語をまとめました。チェコのクリスマスマーケットを訪れる際の参考にぜひ。


 

食べ物の名前

※単数形で記載していますが、お店では複数形で表記されていることも多いです。多くの場合、変化するのは語尾のみです。(例:単 Bramborák、複 Bramboráky)

 
【Bramborák(ブランボラーク)】

ポテトパンケーキ。じゃがいもを摩り下ろしてパンケーキ型に揚げたもの。
スパイスの加減で店によって味が違います。おそらくマーケットで一番よく見る食べ物なので一度は試してみて欲しいのですが、当たり外れが大きいので適当な所で買うと後悔します。人気っぽいお店を選ぶときっと美味しいです。


 
【Klobása(クロバーサ)】

硬めのソーセージ。パン(Chleba フレバ)と一緒に渡されます。マスタードを自分で追加できるように置いてある場合が多いです。お好みで。


 
【Pečené Kaštany (ペチェネー カシュタニ)】

焼き栗。チェコにもあるんです。
 
【Kukuřice(ククジツェ)】

とうもろこし。これもそのまんま日本の夜店っぽい見た目です。ただし、焼きもろこしではなく茹でたものです。
 
【Párek v rohlíku(パーレク ヴ ロフリーク)】

チェコ版ホットドッグ。ロフリークというコッペパンの中にソーセージが刺さっている(挟んでいるのではない)軽食です。マーケットだけでなく普段でも定番のストリートフード。他の屋台フードに比べて重くないので小腹が空いた時にピッタリ。
  
【Trdelník(トゥルデルニーク)】

これもチェコの観光地では避けられない定番ですね。筒状の甘いパン。
どこで食べても同じと思いきや、マーケットのようにトゥルデルニーク屋が沢山出ている時だと、意外と値段・味に差があることに気づきます。観光客ではなく地元民が並んでいるお店を見つけたらそこは当たりかも?!



 

飲み物の名前

【Svařák(スヴァジャーク)】

クリスマスマーケットといえばホットワイン!ドイツ語名の「グリューワイン」が日本ではよく知られていますが、チェコ語では「スヴァジャーク」です。温めたワインにシナモンやオレンジで香り付けしたものです。


 
【Punč(プンチュ)】

これも暖かいアルコール飲料。レシピによってベースは違うのですが、ジュース、ワイン、ラムにフルーツやスパイスで味付けされたものです。
 
【Punč Nealko(プンチュ ネアルコ)】

アルコール無しのプンチュ。「Nealko」はノンアルコールの意。レストランのメニューでも「Nealko」の文字があれば、それはソフトドリンクの欄です。
 
【Medovina (メドヴィナ)】

蜂蜜が原料の醸造酒。クリスマスマーケットではホットで売っています。


 
【Horká čokoláda(ホルカー チョコラーダ)】

ホットチョコレート。「Horká」はホットの意。
 
【Mošt(モシュト)】

ジュース。寒いのでジュースもホットで。
クリスマスマーケットに於いては、単に「mošt」とだけ書いている場合でもホットだと思っていいです。「Horký ○○(フルーツ名)mošt」と詳しく書いてある店もあります。

 

大きなクリスマスマーケットでは、返却するか・持ち帰るかを選べるカップがあるのがお決まりです。素材は、陶器だったり、プラスチックだったり。
デポジット式で、お店へカップを返却すればお金を返してもらえますが、記念に持って帰るのも良いですね。
これ↓は、陶器100Kč(約475円)、プラスチック50Kč(約238円)でした。


 

屋台での頻出単語

ここまで説明したのは固有名詞でした。以下は、屋台メニューの名前によく登場する単語を名詞・形容詞・前置詞に分けて説明します。まずは名詞から。

  • Maso(マソ)
  • Vepřové(ヴェプジョヴェー) ポーク
  • Kuře(クジェ) チキン
  • Hovězí(ホヴェジー)
  • Zelenina(ゼレニナ) 野菜
  • Brambor(ブランボル) じゃがいも
  • Chléb(フレーブ) パン
  • Omáčka (オマーチュカ) ソース

単数・複数で変化することは先述しましたが、他にも状況によって変化するのがチェコ語の名詞です(詳しく書くには複雑過ぎるのでここでは省きます)。しかし、変化するのは基本語尾のみ。旅行チェコ語であれば深く考えなくても大丈夫。原形を覚えて、語尾が違っても同じ単語なんだなぁ、と知っていれば大概のものは読めます!


 
続いて、形容詞
チェコ語の形容詞は、あとに修飾する名詞によって変形します。ルールはあるのですが、これも変わるのは語尾のみなので読むだけなら一つ覚えれば十分理解できます。(例:Horký も Horká もHorké も意味は全く同じ)

  • Horký(ホルキー)
    ホットの〜(主にドリンク)
  • Teplý(テプリー)
    温/暖かい〜(主にドリンク)
  • Domácí(ドマーチー)
    ホームメイドの〜
  • Grilovaný(グリロヴァニー)
    グリルした〜(肉だったり野菜だったり)
  • Smažený(スマジェニー)
    フライした〜
  • Trhaný(トゥルハニー)
    削ぎ切りした〜(肉の名前が続きます。例:Trhané kuře )


 
最後に前置詞です。
メインが肉なのは分かってもそれがどう出てくるのか?ポテトと一緒なのか、ソースが添えられているのか、パンに挟まっているのか?が理解できます。

  • S/SE(ス/セ)
  • V(ヴ) 〜の中に(英語のin)

すでに説明した単語で例を挙げると・・・

Trhané vepřové s omáčkou
削ぎ切りポークのソース添え/Shaved pork with sauce

Grilované maso v chlebu
パンに挟まったグリル肉/Grilled meat in bread

といった具合です。
後に付く名詞を知らない場合でも、文中に「S」があれば何かが付いてくる、「V」であれば何かに入っている、と想像できますね。

 

まとめ

プラハではメニューに英語表記がある所が多いですが、観光エリア離れるとほぼチェコ語のみ。ここで紹介した単語を知っていればクリスマスマーケットで読めるメニューが増えると思います。注文をチェコ語でできればなお楽しいですよね。

自分の順番が来たら「ドブリーデン(こんにちは)」、「商品のチェコ名、プロスィーム(お願いします)」、「ジェクユ、ナスフレダノウ(ありがとう、さようなら)」で完璧です!
 

6 Replies to “クリスマスマーケットで役立つチェコ語一覧”

  1. Grilované maso v chlebU 😉

    1. Děkuji vám

  2. アバター MASAKI より: 返信

    こんにちは。
    いつも「チェコへ移住できたら、ここ行きたい」とか…素敵なチェコを楽しませていただいております。
    今回は「これ美味そっ!」ってヨダレが出つつ…前置詞が非常に解り易かったので目から鱗です。(チェコ語講座では何であんな難しく書いてあるんやろう…)

    NORIKOさんの記事で毎回思うのですが、
    チェコ語の後に日本語のカタカナ読みと和訳が必ず付いているので、チェコ語を勉強する者として大変ありがたいです。

    因みに、未だに「ř」の発音に困っておりまして…
    Google翻訳やチェコ語学習アプリ・翻訳アプリなんかでは「řa ři řu ře řo」=「ザ ジ ズ ゼ ゾ」に聞こえて、Youtube等のチェコ語講座でよくある発音(rの口で舌を…とか)みたいに努力しなくても良さそうに思うのは私だけでしょうか? f(^^;

    ↑↑↑ 疑問形になってますが、ご返信は(忘れなかったら)お時間のある時orいづれ記事中などに書いていただけたら…ですので、どうかお気遣い無く~

    それと、コメント欄にチェコ語の先生!?旦那さんでしょうか…(*^ω^*)ホッコリ

    それでは、良いクリスマスを♪

    MASAKI

    1. MASAKIさん、こんにちは。チェコ語勉強されているのですね。
      「ř」は私も出来ません!出来る気もしないのでジャ行で済ましています。
      チェコ人も「ř」は難しいと知っているので出来なくても恥ずかしくないし大体は文脈で通じるのですが、時々通じない時があって、私の鬼門は数字の「tři(トゥジ/3)」と「čtyři(チュティジ/4)」です。カタカナにすると全然違うのですが、私が発音すると逆に聞こえるらしく・・・。お店で何かを3つ注文したつもりが4つ出てくることがあります。

      コメントいただいたPetrさんは、全く知らない方です!私もコメント見た時に夫が書いたのかと思いました笑。Petrってチェコでとても多い名前なんです。
      MASAKIさんも良いクリスマスをお過ごしください。

  3. NORIKOさんお忙しい中、丁寧にご返信下さり(恐縮ながら)ありがとうございます。
    「ř」で途方に暮れてた私ですが(笑)お陰様で気持的にずいぶん楽になりました。
    3つのつもりが4つ出て来ちゃう…って私もそうなるんだろうなぁ~って想像してニヤけてます(笑)
    Google翻訳(チェコ語→日本語)でも私なんかでは上手く行かない時が多いですね~
    チェコ料理を食べればチェコ人の口(発音)にきっとなれるんじゃね?…って思うこの頃です 。(←私アホ)

    コメントのPetrさんは旦那さんかと期待しちゃったんですけど…_(^^;)ゞ
    また余談でスミマセンが、私チェコに興味を持った時からファンになってしまった「Verona」っていうバンドの作曲家も「Petr」さんなんですね…
    NORIKOさんの旦那様もあんな感じのカッコいい(←男である私でもそう思う)って勝手に想像してしまいました。
    あっ!つい調子に乗り過ぎ…失礼しました。m(_ _)m

    お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございます。
    美味しいモノ沢山食べて心身健康にお過ごし下さい。

    1. MASAKIさん、返信が遅れて申し訳ありません。ホリデーシーズンですっかりパソコンから離れていました。

      Google翻訳のチェコ語⇄日本語は、たぶんですけど英語を介してるんですよね。チェコ語⇄英語⇄日本語って翻訳されている気がします。チェコ語⇄英語だとそれなりに使えるのですが、それでも英語には無い文法ルールがチェコ語には沢山あるのが難点です。チェコ語だとはっきり分かれている男女の違いがGoogle翻訳だと全部男性の設定に変えられちゃうので…。なかなか楽は出来ません。笑

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